7月19日放送の「ガッテン!」では「疲れ目撃退!本当の原因解明SP」と称して疲れ目を特集!
昨年、疲れ目に関する医薬品の売り上げは約500億円、現代人の疲れ目に対する需要は年々増えています。
そんな疲れ目には根本的な原因があった!疲れやすい目、疲れにくい目について解説していました。
疲れやすい目とは?
ズバリ!疲れやすい目は「寄り目が出来ない目」です。
人間は元々、魚類から爬虫類、そして哺乳類へと進化してきました。魚類と言えば目の構造はどうなっているでしょう?
そう、両目が極端に離れていて近くの物に焦点を合わせるなんて絶対に出来ない目の構造をしています。
目が進化している人は目を閉じた状態でも眼球は正面を向いていますが、進化していない人は魚類の頃の影響からか目を閉じると無意識に外側に目が向いてしまいます。
寄り目が出来る人は進化した目と言えますが、寄り目が出来ない人は進化が遅れていて目が疲れやすい人なのです。
どうやれば治るのか?
ハイ、外側に目が向いている方の目は治りません!これは生まれつき持った特徴なので後から治そうとしても絶対に無理なのです。
ではどうやって疲れ目を防げば良いか?目を治す事は出来なくても疲れ目を軽減する事は可能です!
その方法はズバリ!1時間に1分間目を閉じる事。
目を閉じる事によって視神経が休まり、疲れ目を軽減する事が可能です。
1分間より短いと疲れ目が取れず、長くても1分間閉じた時と効果はさほど変わりません。
デスクワークを仕事としている方は1時間に1分ほど目を閉じる事で効率よく仕事をすることができるのです!
それでも改善できない場合はプリズム眼鏡で目を疲れにくく!
目を閉じても疲れ目が改善しない場合は根本的に方法を変えなければなりません。
その方法とは「プリズム眼鏡」。
目がズレている方でも特殊なレンズを使う事によって近くの物を見る時でも楽に見る事ができる眼鏡です。
眼科の処方箋をもらって眼鏡屋さんで作ってもらわないといけないので少し面倒ですが、日々の目のストレスを軽減できるのであれば試す価値はあります。
また、目のズレを治す手術もありますので疲れ目がどうしても取れない方は検討してみるのも良いかも知れません。
若者に増加!急性内斜視の恐怖とは?
最近はスマートフォンを長時間見る若者が増えています。
そんな若者に増えている目の病気が「急性内斜視」。目が内側に寄ったまま戻らない病気です。
通常の物が2重に見えたりするなど、かなり目にストレスが溜まる病気です。治すためには注射などの治療が必要となります。
そんな「急性内斜視」を防ぐためには目からスマートフォンを30cm以上離す、使用は1日4時間までとするなどの対策が必要。
無いと生きてられないほどに生活に密着しているスマートフォン、便利なツールですが使いすぎには注意が必要です!
感想&まとめ
結局生まれつきの目の性質が目の疲れやすさを決める要因となります。
それでも技術の進歩によって、より快適に人生を過ごせる治療法が確立されているのには少し安心しました。
私はスマートフォンがあまり好きでは無いので見ませんが、確かに若い人を見ると四六時中スマートフォンを手にしています。
そんなに必要な情報があるのかな?とも思いますが、若い頃ガラケーに夢中になっていた自分と重ね合わせると自分も人の事は言えないな、とも思います。
でも使いすぎには注意が必要!かつて高橋名人が言ってました「ゲームは1日1時間!」。
いや、じゃあ1時間で解けるゲーム作れよ!というツッコミはさておき、何事もやりすぎは良くないという事です♪