8月23日放送の秘密のケンミンSHOW!では「岩手県民熱愛グルメ!盛岡冷麺 仰天の常識」。
盛岡冷麺と言えばわんこそば、じゃじゃ麺と並ぶ盛岡三大麺、冷麺と言えば普通は焼肉のシメに食べるものですが岩手県の常識は少し違っているようです。
冷麺ありきの焼肉屋
盛岡市内の60店舗のお店で提供されている盛岡冷麺、盛岡では焼肉を食べに行ったついでに冷麺を食べるのではなく、冷麺を食べにいったついでに焼肉を食べるとの事でした。
盛岡市民からすれば冷麺はシメではなくライスと同じ主食、冷麺を食べながら焼肉をおかずにするのが定番で、焼き肉屋さんなのに焼肉を頼まずに冷麺だけを頼んで帰る方も多いそうです。
今週末、焼肉ヤマト…
絶対混んじゃうな…
せっかく冷麺祭りなのに…#ケンミンショー pic.twitter.com/68FQxzql8O— シャルロット (@coconut832) 2018年8月23日
盛岡冷麺は別辛で
盛岡冷麺には辛さが段階別に用意されていますが、自分好みの辛さを味わいたい時には「別辛」と注文するのが良いそうです、盛岡冷麺に別皿でキムチが提供されてきます。
まずはそのままスープを味わってから、好みの量のキムチを入れて辛さを調節する事ができます。
→ぴょんぴょん舎 稲荷町本店 (ピョンピョンシャ) – 盛岡市その他/冷麺 [食べログ]
夜は、ぴょんぴょん舎(稲荷町本店)で冷麺〜ぴょんぴょん舎は川崎にもあるけどね(笑) pic.twitter.com/bhmCTVK82t
— ゆーた@神奈川から日本自転車旅(完) (@CharitabiYuta) 2016年7月27日
盛岡冷麺の作り方
麺の材料となるのは小麦粉(強力粉)と馬鈴薯デンプンの粉、丹念に手でこねた生地をマシンにセットして上から圧力をかけて熱湯に押し出します、茹で上がったら冷水で引き締めれば盛岡冷麺の麺が完成です。
スープに使う材料は牛骨、ネギ、梨、丸鶏、鶏ガラ、すね肉、カルビ、牛脂、フランケン(バラの一部)など様々な食材、約10時間煮込んでから脂を丁寧に取り除けば琥珀色のスープが完成します。
盛岡冷麺はどのようにして生まれたのか
盛岡冷麺発祥のお店は盛岡市内にお店を構える「食道園」、昭和29年に店主であった青木輝人さんが朝鮮半島の冷麺をベースに作ったのがはじまりです。
最初はそば粉を使った黒い麺を提供していましたが、盛岡市民の口に合うように小麦粉を使った白く透き通った麺に改良、だんだんお客さんも増えていったそうです。
それから次第に盛岡市内で冷麺を提供するお店が増えて現在の形に、岩手県民の麺が大好きという県民性も後押しとなったそうです。
36℃の盛岡からこんちわ!#盛岡冷麺#食道園 pic.twitter.com/sOFOJfqWOq
— ほしぞら (@hoshizoraXR250) 2018年8月23日
ホームメード冷麺に冷麺定食も
盛岡市内のスーパーでは盛岡冷麺の麺がたくさん売られていて、そうめんや冷やし中華感覚で家庭でも盛岡冷麺を食べる習慣があるそうです。
また、盛岡市内にあるブッチャー軒本宮店では「冷麺定食」なるメニューを提供、フルサイズの冷麺にご飯とカルビがついている主食が2つある定食です。
感想&まとめ
夏と言えば冷麺食べたくなりますね、ちなみに盛岡市では冬でも盛岡冷麺を食べるのが一般的なんだそうです。
少し酸味の効いたスープと歯ごたえがありのど越しが良い麺の組み合わせ、本場の盛岡冷麺が無性に食べたくなりました、もちろん別辛で♪