8月15日放送のホンマでっかTV!?は「科学で超常現象解明SP」。
各界の専門家が超常現象について、面白くてタメになる知識を教えてくれました。
目次
小さいおじさんが見えるのは片頭痛の前触れ!?
片頭痛には前兆があるものと無いものがあり、前兆がある片頭痛の場合は細かい光が見えたり様々な幻覚を見る事があります。
この幻覚の中には自分の身体や周囲の人が大きく見えたり小さく見えたりする幻覚もあり、小さなおじさんが見えるという場合は周囲の人物が小さく見えている幻覚の可能性があるそうです。
不思議のアリスの作者であるルイス・キャロルは実は片頭痛の持ち主であったことがわかっていて、大きくなったり小さくなったりする場面は片頭痛の幻覚がヒントになったかも知れないという事でした。
臨死体験で見る景色は国によって違う!?
日本で臨死体験にあった人に話を聞くと大体三途の川が出てきますが、臨死体験の時に見る景色は国によって違います。
川が多い日本では三途の川ですが、川が無いアラビアでは燃える砂漠、海に囲まれたポリネシアでは荒れた海などが臨死体験者の証言に良く出てくるそうです。
小さい頃から言い聞かされた言い伝えが脳に刷り込まれて、同じ文化の人は同じ景色を見る傾向があるという事です。
IQが高く律儀な人は超常現象を信じやすい!?
昔から無知で奔放であっけらかんとしていた方が超常現象を信じやすいと思われていましたが、実は律儀な性格でIQが高い人の方が超常現象を信じやすい傾向にあるそうです。
マシュマロを子どもたちの前に置いて15分食べなかったら倍の量をあげるので我慢できるかという実験があり、我慢できた子どもの方が20年後の学力テストの成績が良かったという結果が出ています。
律儀でIQが高いのは良い事ですが、その反面超常現象を信じてしまうちょっと残念な面も出てきてしまうそうです。
超能力者は透視時に一般の人と違う脳領域を使っている!?
カードの裏を透視してくださいという実験を行うと、一般の人は「図形のイメージ」を想像しますが、超能力者の場合は「何だろう?」と想像するそうです。
一見同じことのように見えますが、この2つの想像は全く異なる脳の部分を使っています。
一般の人が側頭葉の部分を使っているのに対して、超能力者は物事を推測する時に使う前頭前野の部分を使っています。
脳の使う部分を意識しながら透視すれば、もしかしたら誰にでも透視能力が身につくのかも知れません。
ちなみに日本で行われた最初の透視実験の被験者の3人のうち1人が、「リング」のモデルとなった高橋貞子さんです。
本人ではない別人格の犯行と認める異例の判決が出た!?
多重人格は「解離性同一性障害」とも呼ばれる、1人の人間の中に複数の人格が存在する状態を指します。
自分では罪を犯した記憶も意識も無いのに、今までは別人格が犯した罪によって罰を受けてしまうケースしかありませんでしたが、今年4月に日本で画期的な判決が出ました。
万引き事件で捕まったA子さんは当初から別人格が行ったと主張、精神鑑定を行った結果別人格が行った犯行だという事が確定しA子さんの罪を軽くすべきという判決が出たそうです。
人間はHな事には予知能力が高まる!?
アメリカで行われた2つのスクリーンにHな映像と普通の映像を流してカーテンで隠した状態でどちらがHな映像かを当てる実験。
Hな映像を当てた確立は53.1%、かなり微妙な数字のように思えますが統計学的には偶然ではありえない数字だそうです。
感想&まとめ
昔から良く言われている「小さいおじさん」は片頭痛の前兆かも知れないとの事、妖精や火の玉も同じように片頭痛の幻覚である可能性もありますね。
科学技術の進歩であらゆる事が可能になってきた現在、もう少しすれば本当に超能力や超常現象を解明できる時代がやってくるのかも知れません♪