7月19日放送の秘密のケンミンSHOWでは「夏休み直前特別企画!日本全国割ってビックリ!食べておいしい!おまんじゅう祭り」を開催!
埼玉県の「十万石まんじゅう」や群馬県の「焼きまんじゅう」など、日本各地でケンミンだけが愛してきた謎のおまんじゅうを紹介してくれました!
目次
福岡県民熱愛「むっちゃん万十」
博多と言えば全国でも有名な「ひよ子」や「博多通りもん」などの銘菓がありますが、地元だけで愛されている謎のおまんじゅうが「むっちゃん万十」です。
福岡県内に17店舗をチェーン展開しているお店で売られていたのは一見すると鯛焼きのような見た目、有明海名物のムツゴロウをモデルにしているから「むっちゃん万十」だそうです。
そして最も特徴的なのはその中身、おまんじゅうなのに中身は「あんこ」ではなく「ハムエッグ」、安くて美味しいので学校帰りなどにも良く食べられているそうです。
さて、ここで今年の福岡公演で購入したむっちゃん万十をどうぞ。 pic.twitter.com/pLnsvejXbM
— ゆちゃ (@aaa_ri5296) 2018年7月19日
むっちゃん万十の作り方
使うのはむっちゃん万十専用の粉、カステラやスポンジケーキに近いフワッとして時間が経っても固くならない生地を作っていきます。
専用の焼き型に生地を流し込んだら片面には生卵と一切れのハム、もう片方にはキャベツと酸味を抑えた専用のマヨネーズをたっぷりと入れていきます。
焼き型を閉じて3分ほど焼き上げれば、県民熱愛の「むっちゃん万十」の出来上がりです。
35年前に長崎県出身の創業者が地元有明海のムツゴロウの形で焼いたのが「むっちゃん万十」の始まり、お腹が満たされるハムエッグが学生を中心に人気となり、徐々に地元で愛されるようになったそうです。
むっちゃん万十の魅力とは
地元の方々が口にするのはマヨネーズの濃さ、ハム・卵・キャベツを包み込んでいる特製のマヨネーズの味がたまらなく美味しいとの事です。
ハムエッグ以外にもツナサラダ・ハンバーガー・たこ焼き風・豚の角煮がゴロッと入った「とんとん」などの9種類のメニューが存在。
一番人気はハムエッグ、1日で200~300個は売れていますが、あんこは1日で20個ほどしか売れないそうです。
#むっちゃん万十 食べたことあるけど、美味すぎるよね✨
博多駅すぐ横のバスセンター1階にあるから県外から来てても食べに行けますよ(^^)#ケンミンショー pic.twitter.com/csrby4qSSg— みぃ☆★ (@michan375) 2018年7月19日
愛知県民熱愛「鬼まんじゅう」
愛知県民と言えば小倉トーストなど「あんこ」をこよなく愛する県ですが、名古屋で知らない人はいないと言われているのがあんこを使っていない「鬼まんじゅう」です。
名古屋の和菓子屋さんでは定番の鬼まんじゅうは見た目は岩のようなゴツゴツとした感じ、サツマイモと小麦粉と水だけで作った見た目も味も素朴なおまんじゅうです。
あんこほど甘くは無いですがサツマイモの素朴な甘さ、お芋のホクホクした感じと皮のモチッとした食感が美味しさの秘密です。
鬼まんじゅうは全国ものだと思ってたわい、衝撃…😲😲😲 pic.twitter.com/wlUFlrTuZX
— ころ*7/28・SHISHAMO等々力 (@coro_jrt) 2018年7月19日
鬼まんじゅうの作り方
まずは大量のサツマイモの皮を剥いていきます、1日に使うサツマイモの量はなんと120kg。
皮を剥いたサツマイモを機械で角切りにしたら、小麦粉と砂糖と水で作った生地に混ぜ合わせていきます。
仕上がった生地を「せいろ」で蒸し上げれば、愛知県民熱愛の鬼まんじゅうの完成です。
愛知県では戦前からサツマイモの栽培が盛んでしたが、物が無かった時代にサツマイモと水と小麦粉を混ぜ合わせて食べたのが始まりだと言われています。
その後、ゴツゴツした見た目が鬼の金棒を連想させるため、鬼まんじゅうと呼ばれるようになったそうです。
鬼まんじゅうのバリエーション
鬼まんじゅうが名物だという「浪越軒」では、皮付きや黒糖を使った鬼まんじゅうを販売。
さらに名古屋市内の和菓子店「福寿餅」では9種類もの様々な鬼まんじゅうを販売、中にはカレー味というすでにおまんじゅうではありえないようなフレーバーも存在していました。
宮崎県民熱愛「チーズ饅頭」
宮崎県内の色々な場所で売られている名物のおまんじゅうが「チーズ饅頭」、宮崎空港内のお土産屋さんや和菓子屋さんなど、県内250軒以上の店舗で販売されています。
そのルックスはまるでフランス菓子のような見た目、カリカリの生地の中にはたっぷりの白いクリームチーズが入っています。
トースターで少し温めてから食べるのが地元ならではの食べ方、外の生地のサクサク感が増して中のチーズが少し溶けだしてしっとり感が出てくるそうです。
あー、これはチーズ饅頭出るな。宮崎行ったらわらべのチーズ饅頭食べてほしい。通販やってないから現地でしか食べられないけど、本当に本当に美味しいからね!わらべのチーズ饅頭!!! #ケンミンショー pic.twitter.com/kvAgpkuwVK
— スープ (@soup_7272) 2018年7月19日
チーズ饅頭の作り方
チーズ饅頭専門店「わらべ」での作り方、マーガリンと砂糖を混ぜ合わせて卵とアクセントとなるレーズンを入れればベースが完成します。
さらに小麦粉を加えて生地を作りますがその工程は企業秘密、謎の工程を経てクッキー生地を作っていきます。
出来上がった生地にたっぷりのクリームチーズを入れて、オーブンで40分焼き上げれば完成です。
そもそもは1984年に行われた宮崎県洋菓子協会の勉強会でチーズ饅頭のレシピが広まったのが始まり、その後飛行機の機内誌などでも紹介されたことで宮崎県を代表する銘菓になったそうです。
大人のチーズ饅頭?
スタンダードなチーズ饅頭の他にも、様々なアレンジチーズ饅頭が存在します。
観光地でも有名な青島にある「青島屋」ではマンゴーソースを入れ込んだ「マンゴーチーズ饅頭」、県内のスーパーにある和菓子屋さんでは黒糖蒸しパンの中にクリームチーズを入れた「和風チーズ饅頭」などが販売されています。
極めつけは「大人のチーズ饅頭」、高千穂町にある「そらいろ」では中に世界三大ブルーチーズのゴルゴンゾーラを入れたチーズ饅頭が販売されています。
菓子工房そらいろさんの大人のチーズ饅頭も気になるんだけど店員さんかわいい #ケンミンショー pic.twitter.com/LnhqmeJTiO
— 藤井 (@TAO1231) 2018年7月19日
感想&まとめ
鬼まんじゅうやチーズ饅頭は多分食べた事があるとは思いますが、絶対に食べた記憶がないむっちゃん万十はかなり興味と食欲をそそりますね。
ハムエッグにキャベツとマヨネーズ、そしてほんのり甘い生地の組み合わせ、想像しただけでかなり美味しい気がします♪