6月21日放送の秘密のケンミンSHOWでは福井県民熱愛「へしこ」を紹介!
「へしこ」とは生の鯖を丸々一匹ぬか漬けにした福井県民の郷土食。福井県内のス-パーでは「へしこ」が所狭しと陳列されたへしこコーナーもあるほど、福井県民に愛されているそうです。
へしこが生の鯖よりも高い理由とは?
福井県の海鮮市場をのぞいて見ると、生の鯖が一匹700円程度なのに対して、へしこは約2倍の値段、高いモノでは約3倍もするへしこもあります。
値段が高い理由は作るのに手間がかかるという事、生の鯖をまずは3週間塩漬けにしてから、米ぬかに1年以上漬けなければならないのが値段が高い理由です。
越前水産 越前田村屋 へしこセット(半身・お刺身) -クール-
一般家庭での食べ方は?
冷蔵庫に入れてあったへしこを取り出すと表面についているぬかを適度に残しながら取り除いていきます。
そのままスライスしてから魚焼き器で香ばしく焼けばへしこの炙りの完成です。
食卓に出される量はかなり控えめ、へしこの塩分濃度は海水の約3倍もあるほどしょっぱいので、少しずつかじりながらご飯をかき込むのが定番の食べ方だそうです。
炙ったへしこをご飯にのせてお茶をかけてお茶漬けにして食べるのも定番の食べ方です、しょっぱい具の方が確かにお茶漬けには合いそうですね。
へしこが好きな人、挙手(≧▽≦)ノ#世界に届けへしこの輪 pic.twitter.com/IBvOw91Utj
— Juratic(ジュラチック)PR隊 (@JuraticPR) 2018年6月19日
へしこの刺し身
福井県にある居酒屋ではへしこを生で食べる「へしこの刺し身」が定番メニュー。
炙りの場合はご飯でしょっぱさを中和して食べますが、刺し身の場合はスライスした大根でしょっぱさを中和して食べるのが定番。
日本酒にものすごく合うおつまみだそうです。
料理屋 兆治(東林間/割烹・小料理、居酒屋、鍋(その他)) https://t.co/D3suRxeiQC 本当に料理は美味しい。イカのわた付き一夜干しかな、とっても美味しくて日本酒がすすむ。へしこも美味しいし、大満足な夜でした。ご馳走様です (^^)何気になく立ち寄る店が美味しいとめっちゃくちゃ嬉しい。こちら… pic.twitter.com/arhs5tPkJW
— 神奈川食べログ新着 (@KNGWtabelog) 2018年6月21日
なぜ福井県でへしこが生まれたのか?
へしこは約400年位前、江戸時代の初めに漁業が盛んな若狭地方の家庭で作られたのがはじめとされています。
漁業が発達して鯖が多く取れるようになった事と、米作りが盛んだったので米ぬかが良い出来て、昔は塩田もあったことから必然的にへしこが生まれたのではないか?という事でした。
今でも若狭地方にはサバが良く獲れた名残として、鯖街道が残っています。
鯖街道の起点と終点 pic.twitter.com/ErdTcU3fMF
— 京留D (@LyAmdsdCp0ZQyAa) 2018年6月14日
へしこでアレンジメニュー
福井県内の回転寿司屋さんではすこし塩分が低いへしこを使った握り寿司、イタリア料理店ではパスタやピザ、中華料理店では炒飯、喫茶店ではへしこサンドなど、福井県内ではへしこを使ったアレンジメニューが沢山存在します。
へしこがいかに福井県民に愛されているかの証拠だと思います♪
福井の郷土料理「へしこ」は、高タンパク&DHAなど栄養豊富で夏バテ対策にも最高!
・へしこサンド
・へしこスパゲティ
・へしこ定食などなど、「喫茶オーロラ」に行けば、個性的な「へしこ料理」の数々が食べられます!https://t.co/NfbJOEd5NO#ぐるたび #ケンミンショー pic.twitter.com/k4JqJftHsT
— ぐるたび編集部 (@gnavi_gurutabi) 2018年6月21日
感想&まとめ
鯖のぬか漬けと聞いただけで、鯖が大好きな私にとってはとても魅力的な料理です。
特にへしこの刺し身はとても日本酒に合いそうです、その後にへしこのお茶漬けでシメられたらもう全てが完璧ですね♪