6月19日放送のこの差って何ですか?では「お酢の健康効果にまつわる差」を徹底解説!
夏バテ予防、疲労回復、脂肪燃焼など様々な健康効果があるお酢ですが、食べるタイミングや他の食材との食べ合わせを間違えるとお酢の十分な健康効果を得る事ができないそうです。
そんなお酢の健康効果を十分に生かせる効果的な摂り方を徹底解説してくれました。
目次
お酢の原料で健康効果は変わらない
米酢やリンゴ酢、ブドウや大豆など、お酢の原料には様々なものが使われています、お酢はお酒から作られるものなのでお酒の数だけお酢があると言って過言ではないそうです。
どんな原料を使っていてもお酢の健康効果は基本的には変わらないそうですので、自分が好きな味のお酢を使った方が良いとの事です。
お酢で高血圧を予防
お酢に含まれている酢酸(さくさん)には血管を広げて高血圧を防ぐ働きがあります、実際に毎朝1回15mlのお酢を8週間飲み続けた高血圧の患者の血圧が150超えから140台前半まで改善したというデータもあります。
しかし大事なのは毎日飲み続ける事、お酢を摂るのを止めてしまうと元の数値に戻ってしまうという事です。
高血圧予防の効果を高めるのはピーナツ
お酢の高血圧予防の効果を高めるためにはピーナツと一緒に食べるのがオススメです。
ピーナツに含まれているオレイン酸は高血圧の原因となる悪玉コレステロールを減らしてくれる働きがあります。
お酢に含まれている酢酸にはオレイン酸を細かく分解してくれる働きがあるので、細かくなったオレイン酸がより多くの悪玉コレステロールを減らしてくれるという事です。
酢ピーナツの作り方
そんなお酢とピーナツを美味しく食べる方法が「酢ピーナツ」、作り方は簡単で密閉容器などにピーナツとお酢を入れて3日間漬ければ完成です。
このときのピーナツは薄皮のままいれるのが重要、ピーナツの皮に含まれているポリフェノールにも高血圧を防ぐ効果があります。
毎日20粒程度食べると高血圧予防の効果が期待できます、血圧が上がりやすい朝の時間帯に食べるのがオススメだそうです。
疲労回復にはお酢とご飯
疲労回復に効果があるのは「糖」、糖は体内に吸収されるとエネルギーになります。
お酢と糖を一緒に摂る事で、エネルギーへの変換スピードが約3倍に上昇、短時間でより多くのエネルギーを得る事ができます。
マラソンランナーはハチミツにお酢を入れたスペシャルドリンクなどを良く飲んでいますが、それも糖+お酢を使って素早い疲労回復を目的としています。
カルシウムはお酢入り牛乳で吸収率アップ!
牛乳に多く含まれる栄養素のカルシウムは体内で吸収されにくい栄養素です、牛乳だけを飲んだ場合には約50%程度の吸収しか見込めません。
しかしお酢と牛乳を一緒に摂る事でカルシウムの吸収率は約60%まで上がります、120mlの牛乳にお酢とハチミツを大さじ1杯ずつ加えて混ぜるだけのお酢入り牛乳がオススメです。
骨粗しょう症にも効果的、あさりの味噌汁とお酢
牛乳とお酢でもカルシウムを摂取することが出来ますが、さらにオススメなのは「あさりの味噌汁」との組み合わせ。
お酢の酢酸が貝殻を溶かす事で、カルシウムが味噌汁に溶けだしていくのがその理由。
作り方も簡単で、あさり100gに対してお水400g、最初から大さじ1のお酢を入れてから火を点け、沸騰したらそのまま約8分間加熱します。
その後、お味噌を溶かせばカルシウムたっぷりのお酢入りあさりの味噌汁の完成です。
黒酢は冷え性や二日酔いに効果的
黒酢の原料は玄米、白米から作られる米酢よりも味わいや香りが強いのが特徴です。
そして黒酢に多く含まれる栄養素が原料の玄米に含まれるアミノ酸、米酢よりも約3倍も豊富に含まれているそうです。
アミノ酸には代謝を活発にさせる働きがあります、冷え症の原因は代謝が低下して体温が低下してしまう事なので、アミノ酸が多く含まれる黒酢を摂れば冷え性対策には一番効果的だそうです。
水150mlに対して黒酢大さじ1が黒酢を摂取する目安です、ちなみに二日酔いにも効果があるようですが空腹のまま飲むのは止めた方が良いとの事でした。
感想&まとめ
お酢は毎日15ml摂り続けると高血圧予防だけでなく脂肪燃焼効果、つまりダイエットにも効果があるそうです。
でも摂るのを止めてしまうと効果も無くなってしまうので続けることが大事、色々な食べ方で毎日お酢を摂り続けたいですね♪
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