9月25日放送のこの差って何ですか?では「昔と今の健康常識の差」を紹介。
昔の健康常識では「1日30品目食べる」、「早朝の運動は健康に良い」と言われていましたが、健康が進みそれらの健康常識は間違いだった事がわかってきました。
そんな昔から言われている健康常識が今はどのように進化して変わってきたのかを詳しく解説してくれました。
目次
耳
耳に水が入っても中耳炎にならない
昔は「耳に水が入ったら水を抜かないと中耳炎になる」とされてきましたが、今の健康常識では耳の中に水が入っても中耳炎にはならないとされています。
そもそも中耳は鼓膜の中にあるので、水が入ってくることはありません。
中耳炎は鼻やのどから入ったばい菌が身体の内側から中耳に届く事でなってしまう病気です、耳から水が入っても中耳炎にはなりません。
食事
食べてすぐの運動はした方が良い
昔の健康常識では「食べてすぐに運動はしない方が良い」とされていました、これは食後は運動をせずに胃や腸に血液を集めた方が消化に良いとされてきたからです。
しかし今の健康常識では全くの逆、食後に軽い運動をする事で筋肉に血液を集め胃や腸へ流れる血液を減らします、胃や腸が緩やかに活動する事で糖の吸収をおだやかにする事ができるのです。
食後20分後までにスクワット20回程度を行うのが、効率的に血糖値を下げる事ができる目安の運動です。
疲れた時に甘いモノを食べるのは間違い
昔から「疲れた時は甘いモノを食べると疲れが取れる」とされていましたがこれも間違い、疲れた時に甘いモノを食べるとかえって疲れる事がわかっています。
糖分を摂る事で脳は一時的に疲れをとることが出来ますが、上がった血糖値を下げるために体は大量のエネルギーを消費してしまいます。
疲れを取るためには水分を摂って血流の流れを良くするだけで、十分疲れがとれるそうです。
歯
食べてすぐの歯磨きは間違い
昔は「食べたらすぐに歯磨きをするのが良い」とされてきましたが、これも間違い。
食べてすぐの口の中は酸性状態になっていて細かい虫歯ができています、そこから唾液が分泌されて口の中を中和して、さらに唾液に含まれるカルシウムが虫歯を修復してくれます。
この唾液が行う修復作業が終わってから歯磨きをするのがベスト、食後30分以上経ってから歯磨きをするのが歯には良いそうです。
歯磨き後に口をしっかりゆすぐのも間違い
昔の健康常識では「歯磨き粉はしっかりゆすぐ」のが常識でした、しかし歯磨き粉には歯を虫歯から守るためのフッ素が含まれており、歯をコーティングしてくれます。
口をしっかりゆすいでしまうと、フッ素によるコーティングを無くしてしまう事になりますので軽く1回ゆすぐくらいが虫歯予防には良いそうです。
歯ブラシはしっかり濡らさない
大抵の場合、まず歯ブラシを十分濡らしてから歯磨き粉をつけて歯を磨くと思いますが、これも間違い。
歯ブラシを濡らしてしまうと泡立ちが良くなってしまうので、あまり磨いていないのに良く磨いたと思って磨き残しが多くなってしまうそうです。
歯ブラシを濡らす時と濡らさない時の歯を磨く時間には約3倍もの差が出るので、歯ブラシを濡らさずに良く歯を磨く事が重要です。
感想&まとめ
食べてすぐの運動は消化不良になる可能性があるから、と言われていたので絶対に止めていましたしできるだけゆっくり動くように心がけていました。
現在糖尿病まっさかりの私にとってはまさに目からウロコの新常識でした、これからは食事をしたらすぐに運動するように心がけていきたいと思います♪
→この差って何ですか?ストレス・風邪・傷に関する昔と今の健康常識の差!