5月24日放送の所さん大変ですよでは「サラリーマンが突然 夢の社長に!?」を特集!
起業でもなく家業でもないのに社長になれる秘密は「事業譲渡」、今や会社もネットで買える時代になってきました!
事業譲渡とは?
東京都品川区でヒールにつけるアクセサリーを販売する会社を買った池末さん、以前はキッチン用品を扱う会社に勤めていましたが去年会社を買って社長になりました。
在庫や材料の仕入れ先、そして売り場までも引き継いでいるので、起業するよりもはるかに楽に経営が可能なようです。
気になる会社を買った価格は200万円台、まさに突然会社に舞い降りたパラシュート社長です。
会社を買って売りに出す人も
副業として子供向け工作教室の事業を250万円で購入した人物は、購入してから1年もたたないのに会社を売ろうと計画しています。
会社を買ってから月に30万円程度の収入がありましたが、家族との時間が取れないという事で売却を検討しているそうです。
購入した子供向け工作教室の事業は順調、買った時には12人だった生徒が今は30人にも増えているそうです。買った時の値段よりも高い値段で売って新しい事業を始めようと考えています。
TRANBI
こちらが会社を買うことが出来る事業引継ぎ仲介サイト、独立・副業・年金替わりになど会社を買う方の目的は様々ですが中には月に数十万から数百万円の利益を出している会社も売りに出されているそうです。
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利益が出ているのになぜ売りに?
そこには中小企業を取り巻く深刻な事情がありました、その問題は「後継ぎ不足」です。
品川にある水道工事会社は創業大正元年の3代続いた由緒ある会社です、64歳の社長には後継ぎが無く一時は廃業を考えましたが知人に勧められて会社を売る事を決意しました。
廃業してしまうと地元のお得意先などに迷惑をかけてしまいますが、売却であれば経営者が変わっても会社は残るので思い切って売却に踏み切ったようです。
後継ぎがいない中小企業は全国で約127万社、かなり深刻な問題です。
生きがいのために会社を買う人も
神奈川県鎌倉の非公認キャラクタービジネスを購入した男性によると、事業を買ってから半年間売上も利益もゼロの状態が続いているそうです。
売上がゼロばかりか交通費や人件費でマイナスになっている状態ですが、それでも男性は事業を買って良かったと言います。
年々大きくなる子どもに次第に相手にされなくなり寂しかった自分が、キャラクターになる事によって人に必要とされる事に利益よりも生きがいを感じているそうです。
感想&まとめ
利益を出しているのに後継ぎがいないという理由で会社が売却されるケースがかなり多いそうです、後継ぎ不足問題はかなり深刻な様子ですね。
中には特殊な技術を持った町工場なども含まれているので廃業という事になると高度で特殊な技術が消えてしまう事になります、技術が途絶えてしまうのであれば売却するという方向の方が将来的には日本のためには良さそうですね♪