4月12日放送の所さん!大変ですよでは「ペンギンに大問題!?木村佳乃も驚く新事実」を特集!実は日本は世界に誇るペンギン大国、日本中の水族館や動物園では他の国に比べても繁殖能力が高いそうです。世界中のペンギンブームにのってペンギンの価格自体も高騰、そんなペンギンバブルの実態を解説してくれました!
今日はまた【NHK総合「所さん!大変ですよ」】の収録でした~☆
テーマは…大人気、の謎の動物・〇〇ちゃん❗️スタジオには、またまた「さかなクン」が来てくれました✨オンエア4月ですが、どうぞお楽しみに〜(^^) pic.twitter.com/KMlQtoDsKX
— マーケッター牛窪(うしくぼ)恵 (@megumi_ushikubo) 2018年3月22日
目次
しものせき水族館のフンボルトペンギン
山口県下関市にある「しものせき水族館」はフンボルトペンギンの重要繁殖地に指定されています、絶滅危惧種でもあるフンボルトペンギンの繁殖地はおそらく世界中でもここだけだそうです。フンボルトペンギンが生息するチリの気候と下関の気候がよく似ている事がその要因となっています。水族館のオープン以来、約30羽以上の繁殖に成功しています。
ペンギン大国「日本」
日本におけるペンギンの飼育数は世界でも最多の4176羽、NHKに残っていた過去の映像には南極でペンギンを捕まえる捕鯨漁師たちの姿がありました。子ども達を喜ばせようと捕獲したペンギンが日本復興の象徴となり、現在のペンギン飼育数に繋がった可能性があるそうです。
増えすぎたペンギン
しかし日本のペンギン繁殖の上で問題となってきているのが近親交配、血の繋がりが強い同士での繁殖は体の弱い個体を生み出す結果に繋がってしまいます。ある水族館ではペンギンが生んだ卵を石膏で作った卵と取り換えて繁殖をコントロールする試みもしています。
冷めやらぬペンギン人気
それでもペンギンは世界中で大人気、「水族館で好きな生き物ランキング」ではラッコやイルカを抑えてペンギンが1位だそうです。脳科学者の澤口先生によるとペンギンが歩いている姿が赤ちゃんが歩いている様子をイメージさせてカワイイという感情を引き起こすのが原因だという事です。
ペンギンレストラン
兵庫県の三木市にあるレストランでは店内でケープペンギンを飼育しています、そのキッカケは阪神・淡路大震災でした。震災で暗くなった人たちを笑顔にさせるために飼いはじめたペンギンは、今ではヒナも生まれ7羽にもなっているそうです。今では当時は子どもだった人が、自分の子どもを連れてペンギンを見に来る姿も見られるそうです。
謎のペンギンバブル
静岡に住む動物商の話によると1年前からペンギンを調達する依頼が殺到しているそうです、主に中国に輸出されているペンギンの価格は12羽で数千万円。中国にある上海動物園では7羽のペンギンの大行進に観客が集まっていました。
ペンギンバブルによる絶滅を危惧
フンボルトペンギンはワシントン条約で守られている絶滅危惧種ですが、価格の高騰により野生のフンボルトペンギンが乱獲される恐れも出てきています。一過性のブームで終われば問題は無いですが、このままペンギン人気が続く事によって野生のペンギンの絶滅にも繋がる恐れは十分にあるという事です。
感想&まとめ
確かに動物園などで見るペンギンは可愛らしくていつまでも見ていられる感じがします。しかしそんなペンギンも一羽何百万円で取引されるとなれば、捕獲して売りさばこうとする人たちも出てきて当然だと思います。ペンギンも命がある生き物ですから、将来悲しい結果にならないように対策を考える事が重要ですね♪