1月11日放送の「所さん!大変ですよ」では60歳以上のシニア限定の求人広告を特集!今なぜかシニアを必要としている企業が多くなっているようです。若い人では無くシニアをあえて雇用する企業にはどんな思惑があるのでしょうか?
シニア世代の強みとは?
金沢のある食品工場では60歳以上限定の求人広告を出しています、その理由は朝が早い仕事を行ってもらう事にあります。北陸新幹線開通によって需要が増えると思ったこの企業は朝早くからの営業を計画して、若い従業員を募集しましたが全然人が集まりませんでした。そこで60歳以上のシニアに限定して募集を行った所、20人ほどの応募があり従業員の確保に成功したという事です。
シニア従業員は始業時間が5時なのに4時13分にはすでに全員が集合、朝方の生活習慣に慣れているシニア世代にとってはこんな時間に集合して仕事をするくらいは朝飯前です。またシニアにとっては孤独が一番の敵、同世代の仲間と悩みを共有出来て楽しく働ける職場は健康にも良いそうです。
早朝の仕事ではないのにシニアを歓迎!
対して早朝からの仕事ではないのにシニア世代を歓迎している企業もあります、それは全国でチェーン展開を行っているステーキ店です。シニアの方が調理している姿を見ると安心感につながり、集客にも一役買っているそうです。実際はステーキの調理経験が無いスタッフでも料理を美味しく感じられると言うのはスゴイ事だと思いますね。
元サラリーマンが僧侶になる?
愛知県犬山市にある禅寺では営業部長まで勤め上げた元サラリーマンのシニア僧侶が活躍しています。今現在、8万件あるお寺の約4分の一が空き寺となっています。そこでシニア世代のサラリーマンを僧侶に据える事によって普及活動を行っています。働く僧侶の方も自分の社会経験が活かせるかもしれないという事で楽しみながら僧侶を勤めているのでまさに一石二鳥のアイデアです。
シニアの消費は年間100兆円
神戸市にあるデパートの化粧品売り場ではシニア販売員の方が売り上げの半分を上げています。シニア客の悩みがわかるのはシニア販売員という事で、お客様と悩みを共有できるシニア販売員の方が若い販売員よりも活躍しているそうです。
素人芸能プロダクションも人気
大阪にある素人シニア専門の芸能プロダクションでは数年前に比べてCM出演などのオファーが倍増しているそうです。有名女優がCMに出るとウソくさくなるケースもあるという事で素人のCMの方が売り上げが上がるケースも多くあるようです。
感想&まとめ
シニア世代の活躍の場はまだまだあるという事ですので、年をとってもやり方ひとつで健康的に働ける可能性あるというのは精神的にもかなり良い情報ですね。朝イチから働いて9時頃には仕事が終わってのんびり過ごすという生活も悪くはないと思います、シニアが必要とされる職場がこれからもどんどん増えていくと良いですね♪