10月5日放送の「所さん!大変ですよ」では「お墓の大問題」を特集!あなたのお悩み解決します。
最近人気の墓地キーワードは「墓じまい」、管理が難しかったり後を継ぐ人の事を考えてすでにあるお墓自体を撤去してしまう事が多くなっているそうです。広島県福山市にある墓石の供養場では墓じまいを行った方の墓石を供養しています、その数はなんと年間で数千個ずつ増えているようです。「墓じまい」という言葉に現わされているように「お墓」という存在が現在はどのように考えられているかをを徹底調査します!
お墓のお墓
広島県福山市の山奥にあるのは全国で墓じまいをされた墓石を供養する場所でした。戦死者やお坊さん、そしてペットのお墓まで3万以上の墓石が敷地を埋め尽くしています。そしてその数は毎年数千以上増え続けています、近年多く行われている墓じまいによって余った墓石が全国からどんどん送られてくるようです。
墓じまいとは?
インターネットで「墓じまい」と検索するとたくさんの業者が出てきます。墓じまい=改葬(墓じまいなど埋葬されている遺骨を別の場所に移す事)が年間で9万件も行われています。番組では実際に墓じまいをする方に密着しました。
墓じまいしなければいけない理由とは
訪れたのは埼玉県川越市にある70代の夫婦、奥さん方の墓地を墓じまいする決意をしたそうです。墓じまいをする理由としては歳を取ってお墓を管理する事が難しくなったというのが大きな理由、残された家族にとってお墓の管理はかなり大きい負担となってしまうようです。具体的な墓じまいの手順は住職様がお経を唱えて魂を墓石から抜いた後にクレーンで墓石を撤去して遺骨を別の場所に移せば完了です。通常の場合は産業廃棄物として墓石は処理されるのですが、気持ち的に墓石を産業廃棄物として処理できない場合は広島県にあるような墓石供養場に送られているそうです。
お墓によって自治体の負担が増えている
放置されたお墓には雑草がが生えたりして、同じ墓地を使用している他の人たちにとって非常に迷惑な存在となっています。そんな墓地には地方自治体でも警告を出すのですが警告が住所不定で戻ってきてしまう事がほとんどです。そうなるとお墓を公共のお金で処分する事になるのですがこの金額が地方の財政を圧迫しています。4年前の2013年で亜鉛国5044件もあったこの処分問題ですが、現在ではさらに増えているようです。お墓を撤去されると「無縁仏」として処理されることになりますので墓じまいやお墓を放棄する時には注意が必要です。
お墓を管理できないときの選択
展示会で見つけたバルーンを使って宇宙で散骨するという業者に番組が密着しました。紹介された夫婦は子どもが障害を持っており、管理するのが難しいという事も考えてバルーンによる散骨を選択したそうです。家を継ぐ人の事を考えて行った苦渋の決断だと思います。
感想&まとめ
昔から比べると現在ではそんなに「お墓」という事にこだわらない風潮があるのかな?と思います。別にお墓を持っていなくても最近の合同墓地であれば掃除もやってくれるし面倒な事はあまりしたくないと言う願いも実現されます。その一方で昔のように風習にあえて逆らいながらも新しい出来事に納得していく考え方を持つ事も悪くはないかなとも思います♪