3月1日放送の「所さん!大変ですよ」では今話題のキッチンカーについて特集!第二の人生をはじめたい中年の方や自分のお店を持ちたい若者、そして地元の宣伝をしたい地方の役場まで、キッチンカーに夢を託す方達を紹介してくれました。
今なぜキッチンカーブーム?
都内のオフィス街をのぞいて見るとそこにはたくさんのキッチンカーの姿が、ランチ時にもなるとビルの駐車場のキッチンカーには近くに勤めているサラリーマンやOLが行列を作っています。オフィス街にとってランチは死活問題、ランチ難民という言葉もありますがランチを食べられないのではなく飽きてしまって食べるものがない方の方が多いそうです。
ビルのオーナーにとってもキッチンカーは嬉しい存在、近くに充実したランチが無いとビルの賃料はどうしても低くなってしまいます。キッチンカーが来てくれることでビルの賃料を上げる事も出来るようになるそうです、場所を貸す人も食べる人もお店を出す人もみんな喜ぶ奇跡のビジネスです。
おはようございます。
本日は東京タワーの隣、芝公園のメソニック38MTビルでお待ちしてます。#東京タワー #芝公園 #神谷町 #赤羽橋 #ランチ #キッチンカー #お弁当 pic.twitter.com/HgLpMb33E0
— ヨシダゴハン (@yoshidagohan) 2018年2月28日
気になる1日の売上は?
番組で取材したキッチンカーではお昼だけで120食、約8万円の売上を稼いでいました。他のお店でも1日150食で約12万円の売上、人手や賃料も抑えられるのでかなりの儲けになるそうです。メインの営業はランチだけですから時間もそれなりに自由にできそうですね。
キッチンカーを始めるには?
まずは大事なキッチンカーの値段、中古の宅配車などを改造して作られたキッチンカーは一台200~500万円で購入できます。後は食品衛生責任者の資格と保健所からの営業許可があれば営業は可能です、お店を借りて出店するよりははるかにコストが低いですし辞める時も簡単ですね。
宮司キッチンカーに密着
横浜市にある菊神社の宮司さんである石川さん(64歳)は第二の人生のためにキッチンカーを購入しました、神社の家に生まれた時から約半世紀宮司の仕事をしてきましたが息子さんが後を継いでくれることになって自分の趣味である料理で生きていきたいと考えるようになりました。
神社で販売するのは「うどん」、最も人が集まる1月1日の0時から営業を開始しました。神社での神事も行いながらキッチンカーでうどんを販売、参拝客も温かいうどんを美味しそうに食べていました。そして最後はキッチンカーを出す事に反対だった奥さんのためにうどんをご馳走、強く反対していた奥さんも美味しそうにうどんを食べていました。
菊名神社の⛩
うどん
バージョンアップ
キッチンカー登場! #小林飯 pic.twitter.com/T5uJy2jwxp
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2018年1月3日
村おこしのためのキッチンカー
奈良県山添村の役場でもキッチンカーを購入、山添村名物のイノシシの肉で作った「シシ肉まん」の移動販売を始めました。役場の方によると待っていてもお客さんは来ないので人が集まる場所に行けるキッチンカーは村の救世主のようなもの、走る広告塔として大活躍しているそうです。
【山添村】より
シシ肉まん350円
和紅茶200円
ソフトクリーム200円本日、曽爾高原ファームガーデンにて! pic.twitter.com/U3FRc0H26W
— 曽爾村観光協会~ぬるべの郷 (@sonikan2017) 2017年5月14日
感想&まとめ
昔からキッチンカーはありますが、最近は美味しい料理を出す所も増えて一気に市民権を得てきた感じがありますね。キッチンカーで商売をする人が全員儲かるわけではないのですぐに辞めてしまう方も多いそうです、辞める時もキズは最小限で済みそうですので思い切って出店してみるのもあるかも知れませんね♪