5月15日放送のこの差って何ですか?では「遺産相続でもめる人ともめない人の差」を解説!
日本における遺産相続の裁判件数は年間12000件以上、一日で33件以上も起きているという計算になります。遺産相続についてよく知らないという事がこの遺産相続トラブルを引き起こす原因となっているようです。
【この差】このあと7時25分頃から、トラブルにならないために知っておきたい!
遺産相続で「もめる人」と「もめない人」の差で、1万円があたるクイズがあるサ!是非パネラー回答を参考に参加してほしいサ♪#塚田僚一#A.B.C-Z#雛形あきこ#上地雄輔#川田裕美#この差#TBShttps://t.co/JPeaOSB3bE pic.twitter.com/sRpQwXD6C2— TBSこの差って何ですか? (@konosa_tbs) 2018年5月15日
遺産相続のトラブルが起こる原因
1.何が遺産になるのか
家や土地、貯金はもちろん遺産となります。ここで問題となるのが「生命保険」。実は生命保険は遺産にはなりません。
生命保険金の場合は受取人が全てもらうのが前提、遺産は均等に分配されますが生命保険金は受取人だけがもらえるという事になっています。
この生命保険金でもめないようにするためには受取人を複数にする事が大切、受取人は何人でも指定できるので生命保険も均等に行き渡るようにしておくのが未然にトラブルを防ぐ良い方法です。
さらに注意すべきはマイナスの遺産である「借金」。遺産よりも借金が多い場合は相続放棄をする事が出来ますが、亡くなったことを知ってから3ヵ月以内が期限となりますので注意が必要です。
2.遺言書の書き方
遺言書を書くときのポイントは次の3つ
1.すべて本人が手書きで書く
文章をパソコンなどで作成して名前だけ手書きというのは無効ですので注意が必要です。
2.年月日を書く
遺言書は最後に書いたものが有効となりますので、最後の遺言を特定するために年月日が必要となります。
3.印鑑を押す
印鑑の種類は法律上規定されていないのでシャチハタや拇印でも問題ありません。
ちなみに手書きに自信がない場合は公証役場で遺言書の作成を依頼する事ができます、立ち会った公証人の名前が記されていればその遺言書は有効となります。
ここで注意が必要なのは遺言書通りに相続できるとは限らないという事、遺言書に書かれている分配とは関係なく最低限の遺産をもらう権利である「遺留分制度」というものがあります。
この遺留分制度は本来もらえる額の1/2まで保証してくれる制度で例えば遺産が3000万円の場合には、本来もらえる1500万円の半分である750万円までは法律で保障してくれます。
誰かに全額遺産を譲ると言った記述をしたとしても、最低保証分の遺留分は保証されるという事です。
3.相続税
相続税がかかる金額は3000万円以上、もしも遺産が3000万円以下の場合は相続税がかかる事はありません。
そして相続人一人当たりに600万円の基礎控除が与えられています、例えば3000万円の遺産を2人で相続する場合には最大4200万円までは相続税がかからないという事になります。
感想&まとめ
相続トラブルはできるのであれば絶対に避けたいものですね、故人が死んで悲しい思いをしているのにお金の話をされると憎しみだけが溢れかえってきます。
相続に関する知識と事前の準備をしっかりしておけば大部分の相続に関するトラブルは回避できます、生命保険は複数の人を受取人にして遺留分以上の遺産が相続できるように気を付ければ何も問題なく相続が出来ると思います♪
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