5月13日放送のがっちりマンデーは飲食店を丸裸にする禁断の企画「坪月商50万円超えの怪物店」を特集!
飲食店で坪月商30万を超えると繁盛店と呼ばれていますが、今回の番組では坪月商50万円を超える「怪物店」の儲かりロジックを解明!
紹介してくれるのは3000点以上の飲食店を現地取材している業界誌「月間食堂」の通山編集長、2番目に紹介してくれたのは新宿区にある「タイ屋台999(カオカオカオ)」少し変わった戦略で売上を伸ばしているお店です。
東京都新宿区「タイ屋台999(カオカオカオ)」
10坪32席で月商790万円、オープンしてから1年を経たずに坪月商で79万をたたき出しているエスニック居酒屋です。
メニューのラインナップもお店の造りもいたって普通ですが、このお店の儲かりの秘密はメニューの作り方にありました。
→999 新宿店 (カオカオカオ) – 新宿三丁目/タイ料理 [食べログ]
Zの法則でメニューを集中
人はチラシやメニューを見る時に左上から「Z」の文字を描くように見てしまう習性があります、タイ屋台999さんではこのメニューに工夫をして41品中の15品に注文が集中するようしています。
例えばZのラインに載せたメニューの注文数は他の料理の1.28倍、イラストを大きくすると4.5倍、背景色の有無で6.63倍も注文数が変わってくるそうです。
番組ではあまり触れていませんでしたが、恐らく実際のメニューと注文数で検証を行って導き出したスゴいデータだと思います。
メニューが集中するメリットとは
一定のメニューに注文が集中すればキッチンの作業効率が上がります、そうなると料理の提供スピードが上がる事に繋がり結果としてお客さんの滞在時間も短くなります。
より早いスピードでお客さんを回転させることが出来ます、お客さんの回転数を上げる事で坪月商79万円という売上を確保する事ができるのです。
またメニューが集中する事で仕入れ段階でその材料を大量に仕入れる事も出来ます、大量仕入れによるコスト削減も見込めるので利益率アップにも繋げる事も出来るでしょう。
昼飯何を食べようか歩いていたらタイ屋台の看板が目に入り、思わず入ってしまいました。
大好きなカオマンガイ950円
タイだと250円位なので、思わずえっとおもいましたが、新宿じゃ仕方ないですね。
でも、スープは付けて欲しかったかな!#タイ屋台999 pic.twitter.com/sX2PJmGdPB— kei (@kei320713) 2018年1月20日
感想&まとめ
タイ屋台999さんではメニューに心理学を取り入れて効率的な経営を目指しているそうです、何気ないメニューでも実は知らず知らずのうちに決まったメニューに誘導されているという事です。
タイムサービスや値下げなどの派手な戦略ではなく、お客さんが気付かないほど細かい戦略を組み立てる事によって売上を伸ばすというのはコストも抑えることが出来るので良い戦略だと思います♪
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