藤井聡太四段と佐々木勇気五段の対局がいよいよ明日行われます!
前人未踏の30連勝をかけた大一番、いやがうえにも盛り上がっているようです。
ネット上では全然関係ない「藤井システム」が急上昇ワードに上がったりとまさに将棋フィーバーといった感じです。
藤井聡太四段、佐々木祐樹五段ともに「天才」と呼ばれている注目の若手棋士、自分なりに明日の対局を予想してみました。
佐々木勇気五段の勝率は?
スイス・ジュネーブ生まれ、和服姿で将棋を指す凛々しい姿!
藤井四段の次戦相手!佐々木五段が「イケメンすぎる」と話題 – @jisinjphttps://t.co/73xF8m3aIt
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— 女性自身【公式】 (@jisinjp) 2017年7月1日
佐々木勇気五段は埼玉県出身の22歳、16歳1ヶ月でプロ棋士デビューを果たし今までの勝率は約67.9%。
現竜王である渡辺明竜王が約66.3%という事を考えるとかなり高い勝率をキープしていると言えます。ちなみに藤井聡太四段はもちろん勝率100%ですw
戦法的には矢倉を得意とし、最後まで粘り強く諦めずに粘る棋風だそうです。藤井聡太四段が攻めの棋風という事を考えると相反したタイプの棋士の対局という事になりますでしょうか。
藤井聡太四段に勝利したことも
藤井聡太四段がプロデビューをする前に2016年5月に行われた第23回岡崎将棋まつりで佐々木勇気五段が勝利しています。
プロデビュー前の事なので参考にはならないかも知れませんが、藤井聡太四段に非公式戦で勝てたのはプロに入ってからも3人しかおらず、その相手も羽生善治三冠、永瀬佑矢六段、豊島将之八段と名だたるトップ棋士ですから佐々木勇気五段も同等の実力を兼ね備えていると言っても過言ではないでしょう。
しかしながら岡崎将棋まつりは公開対局と言って多くの観客が見守る中行う対局、竜王戦となるとかなり状況は変わっていきますね。
粘り強い棋風が勝利を呼ぶ?
先ほど藤井聡太四段に勝ったことがある棋士の中でも特に永瀬佑矢六段に注目です。
永瀬佑矢六段は「受け」を得意とし、「攻め」てくる相手に対して徹底的に守ります。受けて受けて受けきってチャンスが舞い込んできた段階でそれを逃さずに相手を詰め切ります。
将棋では「千日手」といって双方の棋士が打つ手が無くなった段階でもう一度最初から打ち直しというルールがあるのですが、永瀬佑矢六段はこの千日手を気にせずに勝つチャンスが巡ってくるまで相手の攻撃を受けきります。
佐々木勇気五段の「粘り強い棋風」=永瀬佑矢六段の「徹底的に受ける棋風」だとしたら、藤井聡太四段の棋風との相性は良いのかも知れません。
藤井聡太四段と佐々木勇気五段の対局予想
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ズバリ、藤井聡太四段が勝つ確率は70%程度だと思っています。
佐々木勇気五段が勝つ方法としては…藤井聡太四段の終盤力を出させずにいかに序盤でリードをつけられるか?そしてリードを奪われたとしてもどれだけ粘れるかという点になるかと思います。
対して藤井聡太四段はいつも通りの将棋が指せれば問題なく勝利する事ができると思いますので、展開にはまらない限りは勝利を手につかむ事でしょう。
精神的プレッシャーに関しては30連勝がかかった藤井聡太四段、いやがうえにも一度勝ったことがある相手に負けるわけがいかない佐々木勇気五段、どちらも相当なプレッシャーがかかる事が予想されます。
将棋の勝敗は紙一重、良く「将棋の神に愛された男が勝利する」というような事も聞きますが、まさに二人はこれまで将棋の神に愛され続けてきたワケです。
どちらがより将棋の神に愛されるかを見守りたいと思います。
感想&まとめ
というわけで勝手に藤井聡太四段と佐々木勇気五段の対局予想をしてみました。
先ほども言ったように「将棋の勝敗は紙一重」、たった一手のミスでそれまで圧倒的に有利だった局面が完全にひっくり返るケースは多々あります。
粘りに粘って佐々木勇気五段が勝つのか?それとも攻め続ける藤井聡太四段が勝利と30連勝という偉業を達成するのか?
明日の放送が楽しみです♪