4月25日放送のガッテン!では「スタミナ不足&乾燥肌 だるさ解消SP」を特集!
体がだるいと言っても大抵の場合はあまり危険性が無いと思うのが一般的ですが、この体のだるさというものが実は体が教えてくれる不調のサインでした。体調不良に気付かずにそのまま放っておくと、知らず知らずのうちに生死に関わる問題に発展してしまう事もあるそうです。
さっしー貧血気味www#ガッテン#指原莉乃 pic.twitter.com/jfZxQ06pAW
— けー (@k3pofutatabi2) 2018年4月25日
目次
身体のだるさ=貧血=貧鉄=貧酸?
帝京大学ラグビー部の謎の不調の原因とは?
ラグビー大学選手権で9連覇を果たした帝京大学ラグビー部ですが、15年ほど前に部員の間に原因不明の体調不良が蔓延して成績が奮わない時代があったそうです。その体調不良の原因は「貧血」、知らず知らずのうちに体内の鉄分が失われて酸欠状態になり選手のパフォーマンスが著しく落ちてしまったのが不調の原因でした。
体の鉄分が減ると体内が酸欠状態に
体内の細胞の中にあるミトコンドリアは赤血球から酸素をもらって生命活動を行う働きをしています、このミトコンドリアに供給される酸素の量が少なる事によって酸欠状態が起きて身体が思うように動かなくなってしまうのが身体のだるさの主な原因です。
なぜ酸素が不足してしまうのか?
それは赤血球にある鉄分が関係しています、通常赤血球は酸素を運ぶために鉄分を使っています。身体中の鉄分が不足してしまうと赤血球の鉄分も不足、結果的に赤血球が運べる酸素量が減る事によって体内の酸素量が激減してしまうのです。
鉄分が減ってしまう原因とは?
番組では長時間マラソンランナーと有名な世界的コンゴ奏者の2人である実験を敢行、マラソンとコンゴ演奏を1時間行うと身体の鉄分がどれだけ減るかという実験でした。結果は明らかで手や足に長時間衝撃を与える事でミトコンドリアが破壊され、体内にある鉄分も壊されてしまうという結果となりました。
鉄分の供給量<鉄分の支出量
身体に供給される鉄分の量よりも支出されてしまう鉄分の量が多くなると鉄分が不足、しいてはミトコンドリアの鉄分が不足して運べる酸素量も減ってしまいます。そうなる事で鉄分不足=酸素不足という事になり、あらゆる体の不調が引き起こされる要因となってしまいます。
身体のだるさが引き起こす体の不調の種類
・急性肝炎
・不眠
・自律神経失調症
・うつ
・腎疾患
・心疾患
・貧血
ただ単純に身体がだるいと言っても、実は重大な疾患が進行しているケースがあります。身体がだるいと思ったらそのまま放っておくのではなく、適切な診察を受ける事も重要です。そして身体のだるさを引き起こす貧血には、さらなる重大な症状が隠れています。
貧血が引き起こす症状
・不眠
・息切れ
・爪の変形
・口内炎
・だるさ
・氷食症
・乾燥肌
・抜け毛
・嚥下障害
貧血になると身体のだるさだけではなく、様々な不調を引き起こしてしまう原因となります。貧血を防ぐためには鉄分を十分に摂取する事が重要、それではどんな形で鉄分を摂れば健康的な毎日を送る事が出来るのでしょうか?
身体のだるさを解消する鉄分補給の方法とは?
鉄分補充の基本は食事
身体への衝撃によって鉄分が破壊されてしまう事はわかりましたが、運動する事は健康になる第一歩。運動を行って鉄分を消費してしまってもそれを補うほどの鉄分補給が重要です。食事で鉄分を補充する一番簡単な方法とはどんな方法なのでしょうか?
鉄鍋や鉄卵を使う
食物から鉄分を摂ろうと思っても体内が食物から鉄を吸収できる割合は5~20%程度、例えばレバー100gには約13mgの鉄分が含まれていますがせいぜい1g補充できるかできないかという事になってしまいます。一番簡単に鉄分を補充する方法は調理に鉄鍋や鉄卵を使う事、調理の過程で鉄鍋や鉄卵の鉄分が溶けだして十分な量の鉄分を摂取する事が可能です。
だるさ=貧血=貧鉄=貧酸
結論として身体がだるい=貧血=鉄分不足=貧鉄=酸素が不足=貧酸というスパイラルで身体の不調が起きてしまいます。そんな負のスパイラルを脱出するためには、普段から意識的に鉄分を摂る事がとても重要だという事です。
感想&まとめ
普段の食事でレバーや小松菜、健康食材として知られているアサイーや貝類、大豆類などの食物を摂る事がとても重要です、サプリには一日の摂取量が決められている場合が多いのでサプリで鉄分を摂取する際には一日の上限量を超えないように注意が必要となります。
番組内では鉄分を補充する事で長年の身体の不調から解き放たれた方も紹介されていました、ただ単に身体がだるいと思わずに積極的に鉄分を補給して健康的な毎日を送りたいと思います♪