2月20日放送の「ありえへん∞世界」で「保湿ティッシュ」の製造方法を紹介!風邪や花粉症の方は良く鼻をかむのでティッシュはマストアイテム、普通のティッシュだと鼻が痛くなってしまいますが「保湿ティッシュ」であればあまり鼻が痛くなりません。値段は普通のティッシュと比べて約3倍とお高めですが一度使ったら元に戻れないというリピーターが続出、そんな「保湿ティッシュ」の製造工程には驚きの企業秘密があったのです。
河野製紙
埼玉県蓮田市に本社を置く製紙会社、1993年に世界で初めて「保湿ティッシュ」を開発しました。保湿ティッシュの生みの親である谷口さんは特許庁から表彰もされたというティッシュ界のレジエンド、そんな谷口さんが2年の月日をかけて開発した「保湿ティッシュ」には衝撃的なあるものが入っていました。
→河野製紙株式会社 | 世界で初めて保湿ティッシュを発明した small smile factory
柔らかさの秘密は甘味料
最初は柔軟剤などをティッシュに加えて柔らかさをだそうとしましたがうまくいきませんでした、そんな時に谷口さんが思いついたのは甘味料。砂糖には空気中の水分を吸収する働きがあり、甘味料をティッシュに塗る事で空気中の水分を集め柔らかいティッシュを作る事に成功したそうです。
保湿ティッシュの製造工程
原料であるパルプを水で溶かしてドロドロの液体にしたら、抄紙機(しょうしき)と呼ばれる機械で吹き付けを行い薄い膜を作ります。その薄い膜を乾燥させて巻いていけば巨大なロールティッシュが出来上がります、ここまでは普通のティッシュと作り方は同じです。
そうして出来上がったロールティッシュに甘味料を染み込ませて24時間なじませます、甘味料が隅まで行き届く事によって非常に柔らかい保湿ティッシュが出来上がるそうです。番組でも実際に保湿ティッシュを観察、甘味料の匂いは全くしませんが舐めてみるとほんのり甘さを感じることができました。
エリエール 贅沢保湿 200組400枚×3箱入り パルプ100%
保湿ティッシュに嫉妬 pic.twitter.com/cKgMteyYOX
— 天童 (@s83nn) 2018年2月20日
感想&まとめ
これはスゴイ発明ですね、ティッシュを柔らかくするために甘味料を入れるなんて常人には思いつかない発想です。最近は1箱1000円近くもする高級ティッシュも売られていたりしていますが、やっぱり多少高くても使い心地が良い方が消費者には魅力的なんですかね♪
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