2月10日放送の「サタデープラス」では「平昌オリンピック開幕!スキージャンプ船木選手が超大胆メダル予想」を紹介!長野五輪スキージャンプの金メダリスト船木和喜選手が高梨沙羅選手が金メダルを獲れる確率を100%と大胆予想、その根拠は高梨選手の抜群の安定感にありました。
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1998 長野
船木 和喜(JPN)
五輪史上初の飛型点オール20.0で金メダル獲得 pic.twitter.com/64DP6Gl4db— yam2383@平昌五輪日本応援 (@tgxgztuh) 2018年2月7日
目次
大胆予言!高梨選手金メダル100%の秘密
船木選手によると自然条件によって変わるとは思うが技術や経験で言えば高梨選手は100%金メダルを獲る事ができるとの事でした。その理由は高梨選手が持つ抜群の安定感、1本目と2本目の合計で順位が決まる競技なので良いジャンプを2本揃える事ができる高梨選手が圧倒的に有利だそうです。
高梨選手の今シーズンのW杯の成績は10戦0勝、対してライバルであるノルウェーのマーレン・ルンビ選手は今シーズン7勝を上げています。しかし高梨選手の今シーズンの成績は2位1回・3位5回・4位4回と安定して上位をキープしています、2本揃えることが重要なスキージャンプの世界でのこの順位は高梨選手の抜群の安定感を裏付けてる証拠です。
平昌のジャンプ台は追い風横風が強い悪条件
平昌にあるジャンプ台は近くに風力発電所があるくらいに風が強い場所に作られています、ジャンプ台の後ろに防風ネットが設置されるほどです。選手たちはこの強い風に苦しめられるとは思いますが、高梨選手がW杯で53勝しているという事は悪条件にも強いと言う証拠。空中姿勢などの技術が卓越している高梨選手にとって平昌の強い風は逆に有利に働くかも知れません。
抜群の安定感を支えているのはアゴ
アゴといっても実際は顔の面の角度の事を指します、飛距離が出るジャンパーの特徴として助走からジャンプまで顔の角度が全く変わらない事が挙げられます。ジャンプ台を滑り降りる力がスキーを通して地面に伝わっていない状態でジャンプをすると反動で顔の角度が動いてしまいます、逆にしっかり地面に力が伝わっている状態であれば反動が無いので顔の角度は変わらないそうです。中継を見る時はジャンプの瞬間のアゴに注目ですね。
公式練習で笑顔をみせる #高梨沙羅 選手(8日、平昌で)=上甲鉄撮影 pic.twitter.com/ZgkAXGSsFm
— 読売新聞写真部 (@tshashin) 2018年2月8日
船木選手が教えるスキージャンプの豆知識
スキージャンプは本当は怖くない?
長野五輪の舞台となった白馬ジャンプ競技場は高さ約140メートル、ジャンプするとなればかなりの勇気がいると思います。しかし船木選手によると地面から離れている高さは最大でも飛び出し時の5メートルくらい、後は地面から2、3メートルの所を飛んでいるだけなのであまり恐怖感は無いそうです。船木選手によると距離が長い幅跳びのような感覚だそうです。
超シビア!一番失格が多いのはスーツの違反
昔は体に対してスーツは10センチ大きくても大丈夫でした、スーツが大きければ大きいほど表面積が増えるので飛距離も出やすくなります。しかし現在の規定では体とスーツの差は3センチまで、特にウエスト部分に関しては1センチ差があると失格になってしまいます。
試合後にも検査されますが、スタート時点でも厳しい検査が行われます。選手たちはスタート地点に設置してあるボックスの中でスーツの検査を受けた後は、自分の手でスーツを触る事すら禁止されています。股下部分のスーツの幅が1センチ変わるだけで飛距離が数十メートル変わるそうですから、確かに厳格に行ってほしい部分ではありますね。
感想&まとめ
前回のソチオリンピックでは残念な事に4位に終わってしまった高梨選手、今回のオリンピックでは金メダルを獲って欲しいものです。船木選手によると確率は100%だそうですが実際はどうなるうかはわかりません、技術だけでは無く運も味方にして高梨選手にはぜひ頑張ってもらいたいですね♪