2月6日放送の「ありえへん∞世界」では「三鷹人と武蔵野人は2つの市を分断する三鷹駅を境に強くいがみ合っている事件」を紹介!中央線で新宿から9駅の場所にある三鷹駅を境に北口の武蔵野市と南口の三鷹市で争いが起きているそうです、まさに三鷹駅南口・北口を境にして南北戦争の勃発です。
争いの中心地は「三鷹駅」
昭和5年に開設した三鷹駅は当時は一日の乗降客が30人ほどの寂しい駅でしたが、今では1日10万人が利用する大きな駅となりました。三鷹駅の南口は三鷹市ですが北口は武蔵野市、人気の街吉祥寺は武蔵野市に属するのですがこの吉祥寺を巡って武蔵野市と三鷹市の南北戦争が始まっていたのです。
セレブの街?武蔵野市
北口がある武蔵野市の人達に話を聞いたところ、「武蔵野市には吉祥寺がある」という自慢がたくさん出てきました。住みよさランキングでも武蔵野市1位に対して三鷹市は20位、住みたい街ランキングでも吉祥寺が1位で三鷹市は28位という事ですから武蔵野人が三鷹人に対して優位な気持ちを持つのもうなづけますね。
対する三鷹市では?
そんな吉祥寺に対して南口の三鷹人は良いイメージを持つわけもなく、吉祥寺駅には特別快速が止まらない事を理由に三鷹駅の方が知名度があると言い張っています。さらに調査を続けると三鷹在住の元ボクシング世界チャンピオンの和島功一さんを発見、三鷹の魅力を聞くと何といってもジブリに間違いないと言います。
三鷹にある「三鷹の森ジブリ美術館」は人気観光スポットとして連日外国人観光客であふれかえっています、さらに吉祥寺というイメージが強い井之頭公園にも言及。井の頭公園は実は3分の2が三鷹市、井之頭公園は吉祥寺のものではなく三鷹市のものだと言い張る三鷹市民でした。
武蔵野市と三鷹市の抗争の歴史
昭和28年10月に武蔵野市から三鷹市に対して合併話が出た際には、三鷹市が否決して合併話は無くなりました。そして5年後の昭和33年に今度は三鷹市から武蔵野市に合併話が出ましたが、前回の事を不満に思ってか今度は武蔵野市が否決して合併話は流れてしまった歴史があるそうです。
吉祥寺で幻の羊羹に朝の4時から大行列
そんな三鷹市と武蔵野市の争いの元となっている吉祥寺ではまだ夜も明けない午前4時から大行列が出来るお店があります、そのお店の正体は「小ざさ」さん。幻とも言われている羊羹を販売しているお店で、店主が高齢のため一日に150本しか作れないという羊羹を求めて夜中のうちから大行列が出来ているそうです。
今日は念願の吉祥寺小ざさの羊羮に朝から並んで来た!!1時間半くらいグッズ並ぶのに比べればヘッチャラです!
羊羮はすぐに食べてはダメらしく…早く食べたいなぁ~(>_<) pic.twitter.com/ftjdLoweGd— りえ☆ (@rie0608) 2018年2月3日
感想&まとめ
なるほど武蔵野市と三鷹市にはそんな争いのきっかけとなる合併話という歴史があったんですね、個人的には三鷹市のジブリ美術館というイメージが強いので三鷹市の方が良さそうな街だと思ってしまいます。外の人間にとっては吉祥寺がどの市に属しているかなどあまり興味は湧かないものですが、地元の方達にとっては案外大きな問題なんですね♪
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