8月29日放送の「ありえへん世界」では「工場見学しながら企業秘密を聞き出すSP」を特集!
丸美屋の「のりたま」、ココイチの「カレーソース」、東京西川の「羽毛布団」など。
国民的人気のあの商品の企業秘密を工場見学して探っていきます!
丸美屋の「のりたま」
1960年に発売開始、「旅館の朝食を家庭でも!」がコンセプトで生まれたのが丸美屋の「のりたま」。
年間約6億3000万食を販売する「のりたま」には衝撃的なものが隠し味として使われています。
まずは製造工程を見ていきます。
1.サバ節を削る
海苔や卵の風味を活かすために風味の強いかつお節では無く風味が抑えられたサバ節をあえて使っています。
2.海苔を細かく裁断
1年を通して同じ味わいを保つために産地を限定せずに海苔を仕入れてブレンドして使っています。
3.たまごを乾燥させたものに調味料を加えてさらに乾燥させる
このたまごを乾燥させたもので小さいものを「たまご顆粒」と呼び、大きいものを「たまごそぼろ」と呼びます。
4.抹茶塩・ゴマを加えて混ぜ合わせれば完成
全ての材料を巨大ミキサーに入れて混ぜ合わせれば「のりたま」の完成です
しかしこれだけではありません、6種類の材料の他に衝撃的な隠し味が使われています。
その隠し味の正体は「こしあん」。
使われているのは砂糖が入っていない甘くない「こしあん」ですが、何故はいっているかやどの食材の隠し味なのかは教えられないそうです、残念。
ココイチのカレーソース
カレーハウス「CoCo壱番屋」、創業は40年以上前の愛知県。
不動産屋を営んでいた創業者が副業で開いていた喫茶店で出されていたカレーが評判になり現在のココイチが生まれたそうです。
そのココイチのカレーソースにはカレーが数倍美味しくなる企業秘密がありました。
ココイチの企業秘密とはなんなのでしょうか?
1.大量の豚肉を形が見えなくなるまで煮込む
その量1日でなんと4.5トンです、豚肉の塊をひとつひとつブラッシングして異物が混入していないか肉眼でチェックします。
2.ありえないくらい長時間煮込む
カレーソースに入っている具材は秘密という事ですがニンジンが入っている事だけは判明しました。
3.パック詰めされたカレーソースをマイナス25度の巨大冷蔵庫で凍らせる
巨大冷蔵庫で1週間寝かせます、凍らせることによってカレーソースをさらに美味しく仕上げます。
一度冷凍されたカレーを温めなおすと食材の細胞壁が壊れて中に入っている旨味や栄養素があふれ出すので美味しくなるそうです。
東京西川の羽毛布団
一般的な羽毛布団が2万円程度なのに対して東京西川の羽毛布団は5万円からのラインナップ。
値段が高いのには理由があります、その企業秘密とは?
まずは製造工程を紹介してくれました。
1.海外から仕入れた羽毛布団の材料である原毛を担当者が検品
輸入した羽毛から6gのサンプルを抜いて、1本1本ひたすら検品していきます。
2.羽毛を洗浄して乾燥、その後スリーチャンバー選別機にかける
3つの部屋がある特別な機械の中で空気と羽毛を循環させ、上質な羽毛だけを選別していきます。
3.再び乾燥&ゴミ取り、そして再び選別して布団に詰めれば完成
いままでの工程をもう一回繰り返して厳選された羽毛だけを使って羽毛布団を作っていきます。
ここまで手が入った羽毛布団なら値段が高いのもうなづけますね。
感想&まとめ
さすがに売れている商品にはそれなりの企業秘密や努力があるんですね。
一番驚いたのは東京西川の羽毛布団、羽毛をとことん選別して質の良い羽毛だけを使うという徹底ぶり。
使ってみないとわからない製品の良さが東京西川のブランドを支えているんだと感じました♪
<ありえへん世界 工場見学しながら企業秘密を聞き出すSP のりたま・ココイチ・東京西川編のまとめ>
・のりたまの隠し味はこしあん
・ココイチのカレーは一度凍らせている
・東京西川の羽毛は厳選に厳選を重ねている
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