1月30日放送の「この差って何ですか?」では首を動かすと「首回りが痛い人」と「首回りが痛くない人」の差について解説してくれました。もちろん首回りが痛くない方はいたって健康ですが、4人に3人が苦しんでいると言われている首の痛み。首を動かして痛みが出る方向によって、原因や対処法が変わってくるという事が判明しました。
目次
首を後ろに倒した時に痛みを感じる人
原因:首の関節が炎症を起こしている可能性が高い
首の骨は7つの骨で構成されています、骨と骨の間には「椎間関節(ついかんかんせつ)」と呼ばれる首の骨と骨をつなぐ関節が存在します。首を後ろに倒すと痛みを感じる人はこの椎間関節に炎症が起きている可能性が高くなります。頭が前に倒れると前を見ようとして首を無理に上げる事になり、結果として首の後ろ側にある椎間関節に炎症を起こしてしまうそうです。
対処法:「アゴ引き訓練」
1.アゴを引く
2.引いたアゴを軽く握った手の親指で押す
3.逆側の手で背中を押して背中が動かないようにする
4.10秒間キープ
この運動を朝・晩5回ずつ行う事で1ヶ月ほどで姿勢が矯正されます、姿勢が悪いことが原因となっていることが多いので正しい姿勢で生活できれば痛みはだんだん無くなっていきます。
首を前に倒した時に痛みを感じる人
原因:首では無くて背中の筋肉が炎症を起こしている可能性が高い
背中には首から背中にかけて大きい筋肉があります、この筋肉が凝り固まってしまい痛みが起こっている可能性が高くなります。背中の筋肉が凝り固まっているかどうかのチェック方法は…
1.壁にかかと・おしり・背中をつける
2.腕を肩の位置まで水平に上げる
3.体が壁から離れないように腕をゆっくり上げる
60度まで腕が上がれば問題ないですが、それ以下は問題が発生している可能性が高いそうです。
対処法:「雑巾がけ体操」
1.両ひざ・片手を地面につきます
2.地面についていない腕を内側から外側に大きく回します
3.なるべく指先を一番遠い所に回して、ゆっくり行う事が大切です
朝・晩に左右5回ずつ行えば1ヵ月ほどで筋肉が緩み、痛みが緩和されていきます。
首を横に回した時に痛みを感じる人
原因:背骨の周りの筋肉が凝り固まっている可能性が高い
一般的に首を回す場合は首だけでなく身体全体の筋肉を使って首を回します。首を横に回すと痛みを感じる人は背骨のまわりの筋肉が凝り固まっている可能性が高く、それを無理やり曲げようとするので痛みが出る可能性が高いそうです。
改善方法:「タオルを使った体操」
1.タオルを伸ばして持って後ろに回して背中にかけます
2.左右に大きくひねります、まっすぐな姿勢を保ってゆっくりと行う事が重要です
朝・晩に左右5回ずつひねれば、1ヵ月ほどで背中のまわりの筋肉がほぐれて痛みが治まっていきます。
感想&まとめ
私の場合は前・後・横、どの方向に倒してもあまり痛みは出なかったのでとりあえずはセーフという事でしょうか。試しに背中の筋肉が凝り固まっているかのチェック法も行いましたが、ギリギリ60度くらいまで腕が上がったのでとりあえず大丈夫だと思います。首をちょっと動かしてみれば痛みの原因や対処法がわかるので皆さんもチェックしてみてください♪
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