1月28日の「所さんお届けモノです!」では「中小企業の展示会で発見!専門技術を活かしたアイデア商品」を特集!人気展示会企画の第七弾は「中小企業 新ものづくり・新サービス展」に潜入です、全国の中小企業が開発した新製品を発表する展示会で紹介されたアイデア商品をまとめてみました。
目次
長野県 ソーデナガノ 「オリフジ」
自動三角折りペーパーホルダー オリフジ シングルタイプ orifuji-S01
パソコンのハードディスクに使われているモーターなどの精密機械を作っている会社が開発した商品が、トイレットペーパーを自動でカットして三角形に折ってくれるトイレットペーパーホルダーです。手で直接触れることが無いので非常に衛生的、旅館やホテルなどにはもってこいの商品ですね。
浅草 戸谷染料商店 「itten」
洋服やカバンに使う染料を製造している会社ですが、その技術を活かして世界に一つだけのオリジナルイスやスリッパを作ってくれるサービスを提供しています。手書きの絵や写真を元に専任のデザイナーがデザインを提案してくれるので、デザインに自信が無い方でも安心してオーダーできます。残念ながらWebサイトはまだ工事中でした…。
→【itten】|戸谷染料商店 – 【itten】あなたの一点物
大分県 ヘルメット潜水 「やわらか湯たんぽ(手用)」
創業35年のウェットスーツメーカーです、職人の手作りによって作られるウェットスーツは薄くて頑丈で保温力も抜群です。そんな老舗メーカーが開発したのがウェットスーツの生地で出来ているやわらかい湯たんぽです、就寝時に使えば寒さを感じる事も無く快適に眠りにつくことが出来ます。0度以下でも寒さを感じない保温性を利用した湯たんぽで、約80度のお湯を入れると40度ほどの丁度よい温かさになります。手の他にも足用・肩用・目用の湯たんぽもありますので寒いと感じる部分に合わせて選びたいですね、ちなみにアザラシ型の湯たんぽもあります。
大阪府 常盤精工 「サポートシリーズ」
病院や役所に置く看板を製造している看板メーカーが開発したのが、パネルを外すと車椅子になる看板です。イザという時には一人で怪我人の搬送や物資の運搬が出来ます、非常時にはありがたい商品ですね。他にも天板を外すと担架になる会議用のテーブルも製造しています、邪魔と思われがちな看板もこういう用途があればありがたいですね。
福岡県 アイクォーク 「揺動ベッド」
工場で使う空気清浄機などを作っている電子機器メーカーです、この会社が九州大学・長崎大学と共同開発した製品が「揺動(ようどう)ベッド」。前後に一定のリズム揺れるベッドで、不眠症の人や健康な人でもちょっと乗っただけですぐに眠りにつくことが出来ます。研究によると人間は衝撃があった方が眠りやすく被験者の7割が数分で眠りに落ちたそうです、7~8分で眠れるケースが多いとの事ですが揺れは15分で自動的に止まるので安心して熟睡できますね。
福島県 マクタアメニティ 「おいしさの見える化」
福島の野菜や果物を流通している創業130年のメーカーが開発したのが食べなくてもおいしさがわかるアプリ「おいしさの見える化」です。食べ物の写真を撮るだけで人工知能がその味を数値化してくれます、スーパーなどで野菜を選ぶ時に重宝するアプリですね。
農家と協力して野菜の味と色のデータを収集し、そのデータを元に人工知能がおいしさを測るアプリですが現在対応している野菜や果物は16種類のみ。あらゆる食材のデータが揃えば流通の革命とも呼べる事になるかも知れないすごいアプリです、今春配信予定という事なので注目して行きたいと思います。
感想&まとめ
今週の大イイネは「やわらか湯たんぽ」でした、個人的には首に巻くタイプの湯たんぽが欲しいですね。「おいしさの見える化」は実際にスタジオで甘いトマトと普通のトマトを使って検証していましたが、見事に甘いトマトを見分けていました。食べなくても味がわかるのであれば大きさなどの等級の他にも新しい味という評価基準が生まれてくる可能性もあると思いますね、人工知能ってスゴイですね♪