1月20日放送の「満天★青空レストラン」では静岡県静岡市の「茶の実油」の満点レシピをを紹介!その名の通りお茶の実から絞り出した油で、静岡県にある創業95年のお茶問屋「白形傳四郎商店」で1年前に発売されたばかりの話題の商品です。ゲストはサバンナの2人、その製造工程や茶の実油を使った満点レシピを紹介してくれました。
目次
茶の実油の製造工程
お茶の葉が春に出す芽を摘んで作ったものが新茶、茶摘みが済んだ秋には茶の花が咲きまたその一年後にできるのが茶の実です。冬になると茶の実が地面に落ちるので拾って収穫します、そのまま食べると渋味が強いのでシカやイノシシも食べません。この茶の実を有効活用して油を作ります。
取ってきたばかりの実にはまだ中に水分があります、天日干しで1~2週間乾燥させます。乾燥させた実をハンマーで叩いて皮を剥いて油を搾る部分だけ選別します、その後油を多く絞り出すために専用の粉砕機で粉砕していきます。粉砕した茶の実を搾油機にかけて油を搾り出して、1晩かけてろ過すれば茶の実油の完成です。
茶の実油の栄養成分とは?
・オレイン酸・リノール酸…生活習慣病予防に効果が期待できます
・ビタミンE…抗酸化作用
・コエンザイムQ10…美容に良いとされています
茶の実油を使った満点レシピ
茶の実油のブルスケッタ
焼いたフランスパンにニンニクをすり込んで茶の実油をかけていただきます、良質な茶の実油の風味や味をそのままダイレクトに味わえます。
豚汁
茶の実油で炒めた豚肉に大根・ニンジン・ゴボウ・レンコン・豆腐・ネギなどの具材を加えて作った豚汁に仕上げでさらに茶の実油を加えた一品です。茶の実油の風味が溶け込んでいて旨味が強い豚汁に仕上がっています。
ポテトサラダ
通常のポテトサラダに加えるのは茶の実油で炒めたベーコンと卵、こちらも仕上げに茶の実油をかければ完成です。茶の実油の香りがポテトサラダに移って絶品です、ポテトサラダが大好物というMCの宮川さんも大絶品のポテトサラダです。
マグロのレアカツ
衣に静岡産の茶葉を混ぜたマグロを茶の実油で揚げていきます、外はカリッと中はレアな状態に仕上げます。静岡で獲れる海の幸と山の幸が融合した料理です、ワサビと塩でいただきます。
本日の乾杯メニュー
茶の実オイル鍋
ニンニク・鷹の爪を茶の実油で炒めて風味を油につけていきます、その油で海老を炒めたらコンソメスープを入れてさらに野菜や豚肉を加えたお鍋です。茶の実油の香りが全ての具材に移って絶品の味、シメはパスタを加えていただきます。
感想&まとめ
植物油と言えば椿油が有名ですが、お茶も椿科なので茶の実から脂が絞れないかと思いついたのが茶の実油を作ろうと思ったキッカケだそうです。確かにお茶から取れる油であれば風味や栄養素は申し分ないでしょうね、お茶の実2粒から一滴しか絞れないという油だそうですので超貴重な油ですね♪