12月21日放送の「所さん!大変ですよ」では「温泉!仰天スペシャル」を特集!現代湯治・究極の秘湯・絶品!温泉料理の3本立てで現代の温泉事情を徹底調査します!そんな温泉で深刻な問題となっているのが「人手不足」と「後継者問題」、日本人の心ともいえる温泉に未来はあるのでしょうか?
目次
群馬県 四万(しま)温泉の現代湯治
昔から湯治の名所として栄えてきた温泉街ですが、今は「現在湯治」で大人気だそうです。日本三大胃腸病の湯とも呼ばれる四万温泉は「現代湯治」なるメニューを提供していて、若い女性を中心に人気が高まっているそうです。温泉が似合う女性として女優の「橋本マナミ」さんが案内してくれました!
現代湯治のメニューとは?
まずは温泉に入った後にヨガを行います、温泉によって血行が良くなった後に行うヨガは普通のヨガよりもかなり効果があがるんでしょうね。その後は健康機器メーカーと共同で作った胃腸に良いと言われる料理をいただいて、最後に源泉蒸し風呂と呼ばれているサウナのようなお風呂に入ります。1泊でも十分に堪能できるので疲れた方や胃腸が気になる方にはオススメの湯治です!
現在では様々な効果のある現代湯治が各地で行われています。例えば山形県の「かみのやま温泉」では入浴とウォーキングを組み合わせて高血圧に効果がある現代湯治、大分県の長湯温泉では疲労回復や美肌効果
のあるメニューが人気だそうです。
獣神サンダーライガーさんがmy温泉を作る!
福島県の猪苗代町に向かったプロレスラーのライガーさん、この地には源泉独り占めのmy露天風呂が存在するという噂です。ガイドの方と共に源泉へ向かいましたが道中には幅15センチの木製の橋や断崖絶壁の難所が数々ありました。やっと源泉にたどり着いたライガーさんでしたがそこから更なる重労働が待っていました。
沼尻元湯と呼ばれているこの源泉では、川の水と源泉が混ざる場所に石を積んで自分だけの温泉を作る事で人気を博しています。このロケにライガーさんが呼ばれた理由はその「重労働」、石を積み上げて出来た自分だけの温泉に入ったライガーさんは、「天国…」と思えるような自分だけの露天風呂を作り上げました。
沼尻元湯温泉がヤバイくらい気持ちいい pic.twitter.com/wSKEiBH4Nf
— 他界ひらとも (@hi47979351) 2016年8月13日
自宅で手軽に温泉気分 絶品「温泉料理」
1700ヵ所以上の温泉を巡った親子が紹介してくれたのは自宅で出来る温泉に行った気になれる料理です。
佐賀県 嬉野温泉の湯豆腐「とろとろ湯豆腐」
<材料>
絹ごし豆腐 一丁・だし用昆布 適量・水 1リットル・重曹(食用) 12グラム・醤油 大さじ2・みりん 大さじ1・砂糖 大さじ1
<作り方>
1.豆腐は大きめに切る
2.豆腐と昆布を強火で煮る
3.沸騰する直前に昆布を取り出す
4.水1リットルに対して重曹12グラムを入れる
5.重曹を入れて10分煮込む
6.醤油・みりん・砂糖を混ぜ合わせてタレを作り豆腐にかければ完成です
形が無い湯豆腐みたいな料理ですが、MCの所さんによるとトロッとしていて高級感が出ていてとても美味しく食べられるそうです。他にも温泉湯豆腐と温泉卵を合わせて「温泉親子丼」でいただいていましたが、自宅で温泉料理を味わうなんてちょっと贅沢な気分になれますね。
嬉野温泉のとろとろ湯豆腐を、あっさり塩味の湯汁ごと……。 https://t.co/6F4NlUnwWp pic.twitter.com/4vm9EN09HV
— たびらい九州 (@TabiraiKyushu) 2016年3月10日
外国人が選んだニッポン ナンバー1の温泉
その温泉がある場所は群馬県みなかみ町、お客の7割から8割は外国人という外国人に絶大な人気を誇る温泉です。その理由としては「大自然の中で味わう開放感が最高」、「日本の景色を現実のものにしてくれる」、「宮崎駿の映画みたい」など、日本の四季を味わえる露天風呂に外国人観光客は虜になっているようです。
→みなかみ町観光協会 みなかみパーフェクトガイド 日帰り温泉
そんな人気の温泉にも廃業の危機が…
群馬県の中之条町にある源泉かけ流しの露天風呂がウリの旅館では月に6日ほど休館日が存在します、人気があるのであれば毎日旅館を開けておいた方が儲かるとは思うのですが…?その理由はズバリ「人手不足」、紹介された旅館では仲居さんが1人しか在籍していないので仲居さんのお休みを確保するためにやむを得ず「休館日」を設定しているそうです。
更なる問題は後継者不足
長野県湯田中渋温泉郷にある老舗旅館では後継者不足が深刻な問題となっているそうです。年商で3000万円を売り上げる人気旅館でも何もしなくてはどんどんお客さんの数が減ってしまうのが温泉業界の真実だそうです。温泉の改修費用に今まで使った額は1億円以上。
売り上げがいくら多くても集客のために多額の資金がかかるようでは安定した職業とは言えません、そんな家業を嫌ってか後継者となる温泉の跡継ぎはなかなか現れないそうです。
湯田中渋温泉郷の貴重な文化財の宿・老舗宿5選【https://t.co/qF6rZQc5qs】 pic.twitter.com/OEHBq4ucFI
— トラベルブック (@Travelbook_cojp) 2016年8月21日
感想&まとめ
最近の外国人観光客増加により海外の富裕層が日本を訪れる機会も増えています、そんな海外の富裕層をターゲットにして日本の温泉を買い取って資金をかけて改修する外国企業が増えているそうです。温泉と言えば日本の文化や資産と言っても過言では無いと思いますが、ビジネス目的で外国人が日本の温泉を経営していると聞くとちょっと情けないような寂しい気分になってしまいますね…。