11月19日放送の「がっちりマンデー!!」では「お役所ヒーロー」を特集!グッドアイデアで儲かっていない町を救った公務員の方達を紹介してくれました。2番目に訪れたのは山形県天童市、将棋の駒作りで有名なこの町のお役所ヒーローとはふるさと納税のヒーローでした!
将棋の町ならではの返礼品
天童市のお役所ヒーローは市役所に勤めている沼澤さん、あるものをふるさと納税の返礼品につけるアイデアで爆発的にふるさと納税額を増やす事に成功した天童市が誇るふるさと納税のヒーローです。そのあるものの正体は「将棋駒のストラップ」、返礼品のおまけにストラップをつけたところ2013年には115000円だったふるさと納税が2016年には33億5800万円にもなった天童市の英雄です。
将棋駒ストラップの魅力とは?
でもなんで将棋駒ストラップでそんなに寄付が集まるかが疑問になるところですが、この将棋駒ストラップは裏面に自分の好きな文字を3つまで彫ってくれるというサービスが大好評のストラップです。一万円以上のふるさと納税に対しておまけで1個つけられるストラップですが、返礼品目当てでは無くこのストラップ目当てにふるさと納税を行う人も増えています。
また、自分の名前だけでは無く恋人や家族の名前全ての将棋駒を揃えたいというコレクター心理もあってか一回では無く複数寄付する方もいるそうです。沼澤さんによると寄付したものが形に残るのと将棋駒作りという伝統工芸を支援している気持ちによって寄付した実感が湧くという事です。天童市の職人さんに彫ってもらった自分の名前入りの将棋駒がふるさと納税のおまけでもらえるなら寄付もしたくなるものです。
ふるさとを納税するやつ、お礼の品のおまけ、将棋駒ストラップが届いたよ♪ヽ(●´ε`●)ノ#天童市 #ゆうなてゃん pic.twitter.com/VQYEj6SFRi
— まぐまぐでゅー@まぐときょんの秋物語 (@magukyon_11) 2017年11月15日
ふるさと納税以外にも経済効果が
爆発的に増えたふるさと納税以外にも将棋駒ストラップの経済効果がありました、それは将棋駒を作っている職人さんの仕事も増えたことでした。ふるさと納税用の将棋駒を作る事により2013年には約1億円だった将棋駒の生産量が2015年には約3億円と3倍にも膨れ上がりました、最近の将棋ブームもあいまって天童市の駒職人さん達は忙しい毎日を送っているようです。
感想&まとめ
ふるさと納税の増え方が半端ないですね、11万円から33億って何倍成長のペースで増えているのか恐ろしい所です。地場産業を上手く使って市の財政を豊かにした沼澤さんにも何か良い事があれば良いのですが公務員という立場上、あまり期待できないのかも知れません。例えば民間の企業であれば11万円の売上を33億にしたとなれば役員どころの話じゃないとは思いますので沼澤さんのアイデアには拍手です♪
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