9月30日放送の「人生最高レストラン」で人生最高の料理を紹介してくれたのは雑誌dancyu編集長「植野広生」さん。
まずは普段の雑誌作りの取材風景を紹介!岡山県瀬戸内市牛窓にあるイタリアン「acca」の「スパゲッテイ バルジャック」を紹介してくれました。
かつては東京広尾に店を構えていた店主「林冬青」さんがある理由で岡山県で再オープンさせたお店です、その理由にはドラマがありました。
目次
岡山県瀬戸内市牛窓「acca」
岡山県瀬戸内市牛窓にあるイタリアン料理「acca」。
東京広尾にあった伝説のイタリアンを閉めてオープンさせたお店です。
瀬戸内海を一望できるお店は眺望も料理も最高のお店です。
「スパゲッテイ バルジャック」
パスタの上にチーズとハラペーニョのピクルスを乗せた一品。
食べる時は一気に混ぜてざっくり食べる、その味わいはひと口ごとに味が変わるという絶品パスタ。
時間や場所とともに変化していく味の濃さでパスタのグラデーションが出来ているのがその理由だそうです。
広尾時代から変わったaccaの味とは
広尾時代の林シェフは料理をとことん突き詰めるタイプ。
ピークの状態の料理しか提供できないというほど強いこだわりがあったそうです。
例えばパスタが出来上がって10秒ほど取りに来ないとすぐに捨ててしまい、作り直すほど。
しかし岡山に移転したaccaのパスタは突き詰めると言いうようなものではなく瀬戸内海の上で作っているようなパスタ。
環境によって人の感じ方も変わります、都会の雑踏の中で作るのと大らかな自然の中で作る料理では同じレシピでも味が変わっていくようですね。
グルメ雑誌「dancyu」の取材風景に密着
料理の撮影にかける時間は一品で約10秒ほど。
植野編集長によると、料理が良い状態で撮らないと美味しそう感が出ない。
林シェフも料理の状態を気にしていましたが植野編集長もやはり料理の状態には人一倍気をつけているようです。
広尾から岡山に移った理由とは
林シェフが2013年に広尾の店を閉めたのは母の介護のため。
広尾では母の介護をしながら料理を作る事は出来ない、そして辿り着いたのが瀬戸内海の牛窓。
このaccaに隠された食のドラマも料理の味を引き立ててくれます。
感想&まとめ
忙しいけど流行っていた広尾のお店を捨ててまで母の介護のために牛窓にお店を開いた林シェフ。
そしてそんな事情を知って岡山まで取材に赴いた植野編集長。
料理のプロを紹介する雑誌作りのプロが作りだすdancyuだからこそ多くの美食家を惹きつけるのも当然だと思います。
料理の裏に隠されたドラマまで紹介してしまうグルメ雑誌dancyu、ファンが多いのも納得です♪
9月30日放送の人生最高レストランで植野編集長が紹介した他の料理はコチラ
→人生最高レストランで植野編集長が立ち飲み屋「ニューカヤバ」を紹介!