8月20日放送の「相葉マナブ」では「マナブ目利き塾 夏の果物編」という事で夏の果物の目利きを紹介!
スイカ・メロン・ぶどう・モモ・マンゴーの美味しい見分け方を教えてくれます。
教えてくれるのは銀座千疋屋で仕入長を務める石部さん、美味しい果物を知り尽くしたプロフェッショナルです。
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スイカの目利き
スイカの目利きのポイントは「縞模様」。
・黒い縞模様の色が黒くて太い
・色の濃い縞模様が横にも広がっている
・縞模様当たりの表面が凸凹している
スイカの模様は良く見ると黒では無く濃い緑色。
この濃い部分が多いという事は光合成に必要なクロロフィルという物質が多いという事になります。
光合成をたくさんして育った方が果物は甘く育つ可能性が高くなります。
また、縞模様の下には養分などを運ぶ組織があるので養分を良く吸って育ったスイカは縞模様の部分が凹んでいます。
ちなみにスイカの一番甘い所はスイカの中心、この部分が均等になるように切り分けるのが美味しい切り方です。
メロンの目利き
スイカの目利きのポイントは「ツル」。
・ツルの形が左右非対称のものを選ぶ
ツルの太い方は幹、細い方は葉に繋がっていた方になります。
葉に繋がっていた方が細いという事は吸収する水分が少なかったという事でその分糖度が増し果実は甘くなります。
ツルの太さが5;5ではなく6:4くらいになっているものがオススメです。
ちなみにツルが見えないカットフルーツであればカップの底に水が溜まっていないものを選びましょう。
そうすればより新鮮なものを選ぶことが出来ます。
ぶどうの目利き
スイカの目利きのポイントは「色」。
・デラウエアであれば色が濃いものを選ぶ
ぶどうは日にあたるとアントシアニンが増えて色が濃くなります。
アントシアニンは日光を多く浴びた時に紫外線から身を守るために出される物質です。
したがって色が濃い方がより日光を浴びて甘くなっている可能性が高くなります。
酸味が多いデラウエアが苦手な人は少し寝かしてから茎が枯れはじめたくらいに食べるのが酸味が和らぐのでオススメです。
ぶどうの一番甘いのは軸の周りですが、先端の方を食べても甘ければ全体が十分成熟しているという事になります。
モモの目利き
モモの目利きのポイントは「形」。
・左右対称で実が張っているものを選ぶ
また、うぶ毛が塊になっているモモを選ぶのはやめましょう。
モモは雨が降ると糖度が下がってしまいます、3日ほど晴れが続かないと糖度は戻りません。
うぶ毛が塊になっているという事は雨が降った直後に収穫された可能性が高いので避けた方が良いでしょう。
マンゴーの目利き
マンゴーの目利きのポイントは「色」。
・赤い色が濃い方を選ぶ
赤い色が濃いという事はより日光に当たっている証拠。
マンゴーの収穫方法には木から自然に落ちたものをネットで受け止める方法と完熟を見極めて刈り取る方法があります。
どちらの方法にしろ色が濃くてより熟しているものを選ぶ方が良いでしょう。
ちなみに表面がツヤツヤになった頃がマンゴーの食べ頃、表面に白いモヤモヤがかかったものは数日置いておいて追熟させれば食べ頃になります。
感想&まとめ
やっぱり銀座千疋屋さんの仕入長の目利きはスゴいですね、知らなかった事が多かったです。
今回の目利きでポイントだと思ったのは「日光」と「栄養」。
より日光が多く当たっていて栄養を吸収しているサインを見逃さなければ美味しい果物が食べられるという事ですね。
<相葉マナブ マナブ目利き塾 夏の果物編のまとめ>
・スイカは縞模様が大きく凹んでいるものを選ぶ
・メロンはツルが非対称のものを選ぶ
・ぶどうは色が濃いものを選ぶ
・モモは左右対称でうぶ毛が塊になっていないものを選ぶ
・マンゴーはより赤いものを選ぶ