8月24日放送の沸騰ワード10では新企画「張り込み調査!崖っぷちの客」。
今回張り込みを行ったお店は千葉県君津市にある「ナチュラルクリーン」というクリーニング屋さん。
他のクリーニング屋さんで断られた客でも、このお店なら何とかしてくれると評判のお店です。
そんなクリーニングの駆け込み寺で腕を振るうのが、クリーニング界のガリレオ?京大薬学部出身の松村誠さんです!
ケース1「信用金庫支店長」
依頼品:支店長に昇進した時に買ったカシミアのコート 18万円
依頼内容:部下にワインをかけられてできたシミの除去、ケバケバの生地
早速依頼品のカシミアコートを見てメモ帳に何かを書き始めた松村さん、ますは汚れの状態を元素で表していきます。
そして次に書いたのは汚れを落とすための洗剤の成分、界面活性剤と漂白剤を元素記号でスラスラと書いていきます。
選んだ洗剤を入れた水槽に依頼品を大胆につけ込む達人、本来は水につけると縮んでしまうカシミアでも達人の徹底した温度と時間の管理があれば問題ないそうです。
こうして信用金庫支店長のカシミアのコートは新品同様に生まれ変わりました。
ケース2「表参道のアパレルショップ新入社員」
依頼品:先輩に選んでもらったラルフローレンのスーツ 30万円
依頼内容:ヨレヨレになった襟の汚れ、脇の擦れ、餃子の王将のタレで作ったシミ
またまたスーツを見つめておもむろに記号を描いていく達人、選んだ洗剤でシミ抜きを行うと襟の汚れと王署のタレでできたシミはあっという間に除去。
擦れてしまっていたワキの部分は毛玉取りとプレスで仕上げ、餃子のタレのシミが右手だったのか左手だったのかわからないくらいに、こちらも新品同様に仕上げました。
ケース3「マダムの愛用バッグ」
依頼品:結婚20周年の記念に買ってもらったクロエのバッグ 10万円
依頼内容:内側にあるボールペンのインク汚れ、角の部分のハゲ
またまたメモ帳に記号を書き始めた松村さん、まず取りかかったのはボールペンの汚れ。
皮についたインクの汚れは洗剤で洗うとかえって広がってしまう危険性があるので、汚れの一つ一つを丁寧に削っていきます。
その後は独自開発した「クラスタルウォーター」でバッグを丸ごと水洗い、粒子が細かいので皮を洗っても縮まないのがこの水の特徴です。
過度のハゲた部分は同じ色を再現して色塗り、こうして結婚20周年目に買ってもらった思い出のバッグが蘇りました。
感想&まとめ
カシミアや皮をそのまま水洗いしている姿も衝撃でしたが、何といっても松村さんが汚れを見て記号を書きこむ姿はまるでガリレオそのものでした。
沸騰ワード10得意の悪ノリでつけられた効果音とエフェクトが、かなりツボにハマりました♪
→【沸騰ワード10】クリーニング界のガリレオ再び!師匠日名川さんの武蔵抜きも登場!