4月10日放送のこの差って何ですか?では「おしっこの色の差」を詳しく解説!一般的に色が薄いおしっこが出る場合は健康で色が濃いと疲れが溜まっているというのがおしっこに関する定説ですが、実はおしっこの濃さは疲れなどの体調で決まるのではなく水分量だけが問題でした。
5chで、この差って何ですか?…放送中‼️
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— のっぽʕ*̫͡*ʔ49 (@a_340) 2018年4月10日
目次
おしっこが出るメカニズム
口から入った水分は胃・腸を経由して血液に取り込まれます、そして血液と交じり合い腎臓でろ過されて出てくる排せつ物がおしっこです。つまりおしっこの元は血液、だからおしっこの色や状態を見れば健康状態を良く把握する事が可能になるのです。
薄いおしっこと濃いおしっこの差
一般的には薄いおしっこは健康で濃いと疲れが溜まっていると言われているおしっこの色ですが、その色は体の水分量だけで決まります。水分量が多いと薄くなりますし、水分量が少ないと濃いおしっこが出るのがおしっこの色に関する真実です。ちなみに風邪をひいている時は濃いおしっこが出る方が多いと思いますが、あれはかぜ薬に含まれるビタミンCが尿に溶けだしているだけなのであまり関係は無いそうです。
おしっこが薄すぎると糖尿病の可能性
あまりにもおしっこが薄い状態が続く場合は糖尿病に要注意です。糖尿病は血液の中に糖が多くなるので体はそれを水分で薄めようとします、そうなると無意識のうちに水分を摂ろうといつもノドが乾いた状態になってしまいます。無意識に水分を多く摂ってしまい、尿が薄くなっている方は糖尿病の可能性が高くなります。
おしっこが濃すぎると肝臓病の可能性
肝臓の病気の一つで黄疸(おうだん)と呼ばれる病気があります。これはビリルビンと呼ばれる黄色い色素を持った物質が体の中に溜まって起こる病気ですが、そのビリルビンが尿の中に溶けだしておしっこが濃くなっている可能性があります。
赤い色の尿はがんの可能性が
赤い色のおしっこは血液が混じっている血尿と呼ばれる状態。痛みを伴う血尿であれば原因の多くは尿管結石という事になりますが、痛みを伴わない血尿は腎臓がん・尿管がん・膀胱がんのリスクが非常に高くなります。がんの腫瘍そのものから血液が出ている可能性が高いので、痛みが無い血尿が出たのであればすぐに精密検査を受けた方が良さそうです。
おしっこの泡が消えないとタンパク尿の可能性が
おしっこをした時に10秒以上泡が消えないとタンパク尿の可能性が高くなります。通常であれば腎臓はタンパクを通さないのですが、おしっこにタンパクが多いという事は腎臓機能が低下している可能性が高くなります。おしっこの状態を良く見て自分の健康状態をチェックする事が需要です。
感想&まとめ
朝はおしっこの色が濃くて時間が経つにつれて薄くなっていくと思っていましたが、要するに水分を摂っているかいないかの違いだけだったんですね。毎朝おしっこの色をチェックするだけで病気を予測することが出来ると思いますので、知っておけば得する情報だと思います♪