2月17日放送の「満天★青空レストラン」では岡山県岡山市で栽培されている超貴重な国産バナナ「もんげーバナナ」の満点レシピを紹介!バナナと言えば輸入されるものが99.9%、国産バナナの生産量はわずか0.01%に過ぎません。しかもその味は輸入されたバナナとは全く違う味わい、そんな超貴重なもんげーバナナを使ってどんな料理を披露してくれるのでしょうか?
目次
もんげーバナナ
ゲストの高橋ひとみさんと訪れたのは岡山県岡山市、今回の食材はその名も「もんげーバナナ」1本600円もしますが地元のデパートでは飛ぶように売れています。主に熱帯地域で栽培されているバナナですが日本に持ち込まれたのは戦国時代、あの織田信長もバナナを食べたそうです。
凍結解凍覚醒法
バナナの栽培には適していない岡山県でバナナが栽培できる秘密は「凍結解凍覚醒法」と呼ばれる品種改良技術。本来バナナは氷河期にも生息していた植物、その遺伝子に残っている耐寒性を呼び起こす事によって寒い地域でも栽培できるようように改良する事に成功しました。
もんげーバナナの特徴
糖度が高い
輸入されるバナナは青い実の状態で輸入されてから追熟させて店頭に並びます、それに比べて国産のバナナは十分に熟してから収穫する事が可能なので輸入バナナよりも糖度が高くなります。植物は過酷な状況におかれるほど糖度が増すと言われているのでその辺りも関係しているのかも知れません。
皮ごと食べられる
国産バナナは無農薬栽培、したがって皮までまるごと安全に食べることが出来ます。収穫してから日が経った輸入バナナよりも皮はしっかりしており、シャキシャキした食感が味わえるようです。
もんげーバナナの満点レシピ
バナナジュース
バナナと牛乳をミキサーにかけるだけの簡単ジュースです。砂糖を入れなくてももんげーバナナの糖度で十分に甘みが出ています。
チキンソテーのバナナソース
1.鶏もも肉に塩・コショウをして皮目から焼いていく
2.バター・ニンニク・シナモンを炒める
3.もんげーバナナ・白ワイン・醤油・砂糖・レモン汁を加えて煮詰めていく
4.仕上げに黒胡椒をかけたバナナソースをチキンにかかれば完成
少し甘みのあるソースはチキンにかけてもピッタリです。
バナナブリュレのパンケーキ
1.グラニュー糖をお湯で溶かしてバナナを加えてバナナジャムを作る
2.バナナを縦に切ってグラニュー糖をふりかけてバーナーで表面を焦がす
3.パンケーキ生地にメレンゲを加えてホットプレートで焼く
4.焼いたパンケーキの上にバナナジャム・生キャラメル・生クリームをのせる
5.バナナブリュレをのせて砕いたクッキーをふりかければ完成
地元では行列が出来るお店の絶品スイーツです、もんげーバナナのブリュレが絶品の味わいです。
本日の乾杯料理 バナナの花のカレー
1.バナナの花を細かく刻む
2.塩をたっぷり入れたお湯で煮てアクを取り除く
3.オリーブオイルで玉ねぎを炒めてランペ(スリランカのハーブ)を加える
4.シナモン・バナナの花・ターメリック・カレースパイスを加える
5.鰹節と加えてココナツミルクで煮込む
6.もんげーバナナ・小麦粉・ココナッツ・バター・お湯でロティ(ナンのようなもの)を作ります
7.ロティとカレーを盛り付ければ完成
鰹節の風味が効いているので日本人の口にも合いそうですね、野菜がたくさんので体に良さそうなカレーです。
感想&まとめ
小さいころに食べた甘いバナナが忘れられずに岡山でバナナを作ろうとした名人の執念から生まれたもんげーバナナ、地元では大人気になっているという事ですから長年の苦労が実った感じですかね。バナナと言えばスイーツくらいしか思いつきませんでしたが、肉料理のソースに使うのはアリかも知れませんね♪