1月11日の「得する人損する人!」で放送された「シェフなんとかして」ではイタリアンの鬼才小林幸司シェフがおでんのリメイクレシピに挑戦!和風のおでんを絶品のイタリアンに仕上げる小林シェフの腕前とその独特の世界観からくる小林語録にも注目です!
小林シェフ見て姉ちゃんが
神田団長に似てるって言って
そっから神田団長にしか
見えない😂 pic.twitter.com/507Bzj5F1b— 仲屋 (@dncc528) 2018年1月11日
おでんのクロケッタのレシピ
今回小林シェフの元に持ち込んだ具材は10種類の種が入ったおでん、それを見たシェフの口からは早くもこんな言葉が飛び出しました。
「まあしかし良く余るよね」
そう言いながらも正月という事で小林シェフもノリノリでおでんのリメイクレシピに挑みます。
「正月早々だしちょっとやる気があるところ見せちゃおうかな」
早速目を付けたのはじゃがいも、シェフは一目でレシピを思いついてしまいました。
「じゃがいもとパン粉を使えばまとまる」
「ここまで来たらあとはクロケッタにしてください」
この時点でおでんをクロケッタ(コロッケ)にリメイクする事が決定しました。
早速小林シェフは包丁で具材を全部細かく切っていきます。細かく切るのは見た目が崩れているのを隠すためと、細かく切る事で固くなったおでんの食感を活かす事にあります。固くなってしまったおでんの食感に関して小林シェフは昨日のおでんが食べ切れなかった時点で…
「次への仕込みが始まっている」
さすがです!マイナスになりえる要素を全てプラスに変えてしまう小林シェフの料理の真骨頂を垣間見た感じがしました。
カットした具材にパン粉を入れて混ぜ合わせ、形を丸く成形して小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げていきます。味付けをしない事をスタッフが指摘するとおでんは元々味が濃くなっているのに味付けをする必要は無いと言い放ったシェフ。それではおでんの味がするコロッケになってしまうのではないか?と心配するスタッフに対して、全く別の味になるから大丈夫と自信をのぞかせました。
コロッケを丸く成形する理由は丸くすることで揚げムラが無くなりひっくり返す必要もないという事、一つ一つの工程にちゃんと意味があるのが小林シェフの凄い所ですね。さらに残しておいたゆで卵を使ってクロケッタのソースを作ります。タルタルソースに使うゆで卵は水分が出ないようにすることが大事、おでんのゆで卵は水分が抜けているのでソースを作るには最適だそうです。潰したゆで卵にケイパーか玉ねぎを混ぜてパセリを加えればタルタルソースの出来上がりです。
揚げたクロケッタにタルタルソースを添えて仕上げにオリーブオイルをかければおでんのクロケッタの完成です!スタジオで試食したゲスト達も全くおでんから作ったと思えないクロケッタの味に驚いていました。
感想&まとめ
今回も小林シェフのリメイクレシピが炸裂しました。ちなみに小林シェフがおでんの中で唯一嫌いな具材は「はんぺん」だそうです、はんぺんについて小林シェフに尋ねると「歯が当たった瞬間歯が引いた」という独特な回答が返ってきました。さすが表現力が違います、人とは違った感性を持つ小林シェフだからこそ誰も思いつかないようなレシピを考えられるんだなと改めて思いました♪