1月10日の「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」では「体を温める温活スペシャル!」を特集!その中で紹介された料理研究家の浜内千波先生が教えてくれた「料理が見違える!茹での新常識」をまとめてみました。茹で方ひとつで料理が格段に美味しくなる新常識です!
目次
料理が見違える!茹での新常識
ゆで卵は沸騰してから茹でる
ゆで卵を作るには時間と温度が大切です、水から卵を茹でると肝心の温度を測ることが出来ません。それに比べて沸騰させたお湯の温度は100度と決まっています、決まった温度で決まった時間調理する事で美味しいゆで卵を作ることが出来るのです。卵が割れてしまうのが心配な方はお湯に酢や塩を入れたり卵を室温に戻しておけば割れる可能性は低くなります、半熟卵で6分・固ゆで卵で10分が調理時間の目安です。
オクラは何もしないで茹でる
オクラを茹でる時にヘタを取って茹でてしまう事があると思いますが、ヘタを取ってしまうとオクラに含まれている水溶性のビタミンや鉄分がお湯に流れ出てしまう事になります。オクラに含まれる栄養素をまんべんなく摂るのであればヘタを取らずにそのまま茹でるのが正解です。
じゃがいもやカボチャを煮崩れしにくくするには弱火で沸騰してもそのまま茹でる
じゃがいもやカボチャには「ペクチン」と呼ばれる食物繊維があり強火で茹でると壊れてしまいデンプンが流れ出てしまいます。デンプンが流れてしまうと煮崩れしやすくなってしまうので弱火で茹でた方が煮崩れしにくくなるという事です。
豚肉のしゃぶしゃぶを美味しく食べるには沸騰させないお湯で20秒
豚肉に含まれるたんぱく質は70度で火が通って固まってしまいます、沸騰したお湯で豚肉を茹でてしまうと肉汁がお湯に出てしまい肉も固くなってしまいます。牛肉であれば沸騰したお湯で油を落として食べる方が美味しいですが、豚肉のしゃぶしゃぶであれば沸騰していないお湯に長めに浸けて食べた方が美味しくいただけます。
感想&まとめ
ゆで卵は水から茹でるのが常識だと思っていましたが、確かに沸騰させたお湯で茹でた方が調理時間と温度が把握できるので失敗なく茹でる事が出来そうですね。個人的には固ゆで卵になる直前くらいの茹で卵が好きなのですが茹で加減が難しくて半熟になったり固すぎたりしてあまり上手くいきません、沸騰させたお湯で時間を計りながらチャレンジしてみたいと思います♪