12月25日の有吉ゼミSPでは「ヒロミ&タッキー子供食堂を作る」を放送!ヒロミさんと滝沢秀明さんの八王子リホームがクリスマスという事で子供たちに夢を与えるリフォームに挑戦しました。
今回リフォームするのは大田区にある「子供食堂 だんだん」、親の事情で食事が満足に食べられない子供や家で寂しくひとりで食事をする子供たちのために店主の「近藤博子」さんが5年前にオープンした食堂です。以前は居酒屋だったというその内装はボロボロで狭く、近藤さんの負担も相当なものだったそうです。
タッキーとヒロミさん
家から近くの食堂に来てたとはリフォームしてるけど
子ども食堂
年末に大解体#蓮沼 pic.twitter.com/GyuuQ2K5wV— 💐とっこたん⚓︎🐬 (@otasakura) 2017年12月25日
目次
まずは全てを解体
とりあえずリフォームのイメージがあまり浮かばないヒロミさん、とりあえず壊してから考えるという事になりました。まずはカウンター部分だけを残して解体作業を進めていましたが、後ほどカウンター部分も土台が白アリによって食い尽くされていることが判明。4時間かけてカウンターを含むすべての解体が完了しました。
解体を進めるうちにヒロミさんについにリフォームのイメージが浮かんできます、物置だった5帖のスペースを子供たちがくつろげる和室にして元々客席があった部分はカフェのような食事スペースに変えていく事に決定しました。
荷物置き場をくつろぎの和室に
まずは和室に小上がりになるように土台を作っていき、土台の上に板をはめていきます。出来上がった土台は真ん中だけ穴が開いたような状態、そこに大きな箱をはめこんで掘りごたつ風のスペースを作り上げました。小上がりになる部分には建物の顔とも言える「框(かまち)」を作ったりと、すでにこだわりのリフォームが始まっているようです。
次に壁をひたすら剥がして24時間テレビで余った壁材の「ジョリパッド」で塗っていきます。和室の内装と言えば漆喰というイメージが強いですが、漆喰だと子どもたちが触る度に壁がボロボロはがれてしまいます。「ジョリパッド」は固くて丈夫な素材なので掃除も楽なこの壁材を選びました。
さらに「ボロン畳」という飲み物などをこぼしても汚れにくく染み込みにくい畳を設置、掘りごたつの中央に設置する大きなテーブルを作ってはめこめばこだわりの和室の完成です。物置だったデッドスペースがヒロミ&タッキーによって子供たちがくつろげるモダンな和室に生まれ変わりました!
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新しいカウンター作り
これまでカウンターがあった場所に新しいカウンターを一から作っていきます、新しい木材でカウンターの骨組みを作って天板を固定していきます。すると他の部分に比べて一段天板が低い場所を意図的に作っていきます、これはカウンター内で料理をする近藤さんの負担を減らすための工夫。他の部分より下げる事によって、子供たちが料理を取りに来れるスペースを作ったのです。
さらにカウンターの骨組みには白アリ除けの薬剤を塗っていきます、前のカウンターのように白アリの被害に会わないようにというヒロミさんのこだわりです。カウンターの内側に「ケイカル板」と呼ばれる不燃材の白い板を張って天板を着色すれば、新しいカウンターの土台部分の完成です。
床の下地と壁作り
度重なるリフォームでデコボコになった床にモルタルを流し込んで平らに伸ばしていきます、その後丸一日乾燥させたら壁作りに入ります。まずは壁の梁に合わせて木材の柱を壁にはめ込んでいきます、壁一面に板材を張っていけば梁が全く見えない平らな壁の完成です。
クギ穴などをパテで埋める細かい作業を経て、いよいよ壁紙貼りにとりかかります。ヒロミさんが選んだ壁紙は塗り壁風の壁紙、つなぎ目を意識して丁寧に壁紙を貼っていきます。仕上げに着色したモールを設置すれば、まるでカフェのような壁が出来上がりました。
大人数が使えるテーブル作り
ここでヒロミさんからタッキーへの第一の課題、カフェスペースに設置するテーブル作りを任されました。ヒロミさんに頼らずに自分でテーブルの位置・個数・配置を考えなければなりません、周りの大工さんにも助けられて見事4つのテーブルが完成しました。側面にはモールで装飾を施し角を丁寧にヤスリ掛けしたタッキー渾身のテーブルです。
床とカウンターの仕上げ
モルタルで平らにした床にクシ目ゴテと言われる道具で接着剤を塗っていきます、その上に貼るのは木目調のフロアタイル。板のような見た目ですが塩化ビニルで出来ているので軽くて丈夫ですし、カッターで切る事も出来るので作業も楽という優れモノです。一面に張り終えたら「ポンドローラー」と呼ばれている床専用の器具で圧着していきます。
床を貼り終えた後は床と壁の境目に巾木(はばき)と呼ばれる部分を貼っていきます。巾木を設置する事によって壁や床へのダメージを緩和する事ができるそうです、最後にはみ出た接着剤を除光剤で拭き取ればカフェ部分の床と壁の完成です。
次に仕上げるのはカウンター、カウンターの背面の壁一面に白いタイルを一枚一枚丁寧に貼っていきます。ヒロミさんの膝が悲鳴を上げるほどの辛い作業ですが、タイルを全て貼り終えて壁の上部にモール材を設置してカウンター背面の壁は出来上がりました。
さらにカウンターの表面には「エコカラット」というセラミック製のタイルを貼っていきます。この素材には表面に細かく小さな穴が開いていて、湿気などを吸収したりして室内を快適な環境に保ってくれる働きがあります。以前のカウンターにカビが生えていた事を考えてのヒロミさんのこだわりです。
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商品のディスプレイ棚作り
こちらはタッキーへの課題その2です、お店で販売している商品を飾り付けるディスプレイ棚を任されました。下の段が斜めになっている棚を作製して棚を作ったのですが、後日棚の仕上がりを見たヒロミさんは納得しません。下の段を隠すように設置していた部分を大胆に切り取って商品がより見やすくなる棚に改造してしまいました。
子ども食堂のリフォームが完成!
最後にタッキーが作ったこだわりのワンコイン入れやホワイトボード、そしてヒロミさんが大盤振る舞いした49インチの大型テレビを設置してリフォームの完成です。これまで何度もお店を辞めようかと思っていた近藤さんですが、新しく生まれ変わった店内を見てこれからもこの食堂を続けていこうという決意が湧いたそうです。
色んな事情で一人きりで食べる子ども達が多い。朝食と夕食はバナナだけ。母親が病気で食事を作れない、そんな記事を見て、「そんな子が日本にいるんだ」って思い居酒屋の近藤さんが「子ども食堂」を作り、
ヒロミとタッキーが、リフォームして子どもたちが喜んでるクリスマス
泣けた😭#有吉ゼミ pic.twitter.com/PDrcdgyBnD— ❤YOSHIKIToshIPATA❤ (@rct777best) 2017年12月25日
感想&まとめ
番組内でヒロミさんが言っていましたが、もう個人でするレベルのリフォームとはかけ離れてきていますね。今までは芸人さんの部屋を軽くリフォームするくらいでしたが、今回はお店の改装ですから完全に仕事の域に入ってます。これからもヒロミさんのこだわりのリフォームに注目していきたいと思います♪