11月5日放送の「所さんお届けモノです!」では「絶対に喜ばれる秋の京都みやげ」を特集!生まれも育ちも京都と言う生粋の京都っ子「山村紅葉」さんや京都案内のプロ、予約が取れないタクシー運転手の中村さんが京都ならではのお土産を紹介してくれました。「ぶぶうなぎ」・「茶寿器」・「にしんそば」とどれも京都らしさが満点でお土産に買って帰れば喜ばれそうなものばかりでした。
大國屋(おおくにや)「ぶぶうなぎ」
京都ではお茶漬けのことをぶぶ漬けと呼びます、「ぶぶうなぎ」はつまりうなぎ茶漬けの事です。もともとは京都の錦市場で川魚を専門に扱う老舗の大國屋さんのまかない飯だったんですが、売ってほしいとの声が多く商品化された商品です。
愛知県の三河産のうなぎをしっかり備長炭で焼いてから生の山椒とうなぎの骨などから出汁を取った醤油だしで約4時間煮込んでいきます、そして老舗である橘屋さんのあられ、ハーゲンダッツで抹茶味にも使われている名店丸久小山園の茶を添えて出来上がりです。
お値段は4人前で1600円とうなぎ茶漬けとしては比較的手ごろな値段です、ご近所の家族にお土産として買っていけば京都の老舗が集まった味わいに喜ばれる事間違いありません。
京都のお土産、ぶぶうなぎ。お夜食にいただきます。#お夜食 #京都 pic.twitter.com/D8qhwJk2Sl
— 美室(ニックネームはシシィ) (@mishirukunju) 2015年4月3日
甘春堂(かんしゅんどう)「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」
抹茶茶碗の形をした和菓子です、見た目は本当に高級な器のようです。江戸時代末期創業の甘春堂の2代目が清水焼のような京都らしいお菓子を作りたいと思ったのが誕生のきっかけ、以来その長い歴史と精巧さから特別なお祝い事の贈り物として人気だそうです。
番組では150年続く門外不出の製造方法を特別に取材させてもらいました、和菓子に良く使われる山芋の一種「つくね芋」を擦ってニッキ・砂糖・お持ちの粉末を加えて良く練っていきます。茶碗の形に形成したら1ヶ月乾燥、その後焼き印をつけて高級砂糖の和三盆のタレで模様を入れれば完成です。
実際に抹茶を飲む事も出来ますし、割って器のように他の和菓子を盛り付けても楽しめるお土産です。お値段は2160円とちょっとお高めですが珍しい品物なのでお土産にはもってこいですね。
京都 甘春堂というお店に以前から食べられる器 茶寿器というものがあります。
抹茶碗は干菓子で抹茶も入れて飲むこともできます。 pic.twitter.com/SHDaf2yAvG— jun@everming.aizu (@XlzQPhFuguBI389) 2017年10月26日
尾張屋(おわりや)「にしんそば」
尾張屋はあのハリウッドスターのハリソン・フォードさんやレオナルド・デイカプリオさんも絶賛した創業から550年経つ京都の老舗そば屋さんです。この尾張屋さんで変える絶品の京都土産が「生そば・だし・にしん」のセット、つまりにしんそばのセットです。
尾張屋のおそばは最上級のそば粉を使って丹念に打ったコシとのど越しのよさが特徴、京都の軟水を使って昆布うるめサバ節から取ったまろやかで上品な関西風のおダシも有名です。じっくりと煮込んだ甘辛いにしんが出汁と混ざり合い京都の歴史ある出汁文化が堪能できるお土産です。
お値段も2人前で1322円と比較的リーズナブル、にしんそばと言えば京都、土産としてはかなり京都らしさが出て良いんじゃないでしょうか。
→御用蕎麦司 本家尾張屋 (HONKE OWARIYA) | 寛正六年(1465年)創業
節約月間実施中ということを忘れて本家尾張屋でにしんそばを食っちまったぜ。玉子丼の小丼も付けちまったぜ。うまかったぜ。 pic.twitter.com/OS1ZJDdmr1
— negri-project (@negriproject) 2017年6月8日
感想&まとめ
今週の大イイネは甘春堂さんの茶寿器でした。ぶぶうなぎ・茶寿器・にしんそばと全て京都らしさというか京都でしか手に入らないようなお土産でしたので、渡しただけで京都に行ったことがすぐにわかってしまうくらい京都色が強いお土産ばかりでした。個人的にはぶぶうなぎがお手軽で美味しそうでお土産には良さそうですね、錦市場の川魚専門店のうなぎのお茶漬けという言葉だけで私自身すぐに絶対美味しいと思ってしまいますからね♪