9月20日放送の「ガッテン!」では「世界も注目!あなたの知らないこんにゃくパワー」を特集!
究極のヘルシー食材として世界中で今注目されている「こんにゃく」を美味しく食べられる魔法の調理法を紹介。
ヘルシーだけど味が染み込みにくくて食感が固いこんにゃくを砂糖と冷凍の裏ワザを使って美味しくいただきます。
目次
こんにゃくは味が染みにくい
こんにゃく料理のフルコースを提供している山形県上山温泉にある「丹野蒟蒻」。
料理長の丹野さんが語るにはこんにゃくには「しみない悲しみ」があるという事。
番組でそのままこんにゃくを5時間煮ても味が入らず、ただ硬い食べ物を食べているだけという結果でした。
そのままでは全然味が染み込まないんですね。
味を染み込ませるには「砂糖」を使う
そんなこんにゃくに味を染み込ませる魔法の調理法は「砂糖を揉み込む事」。
ガッテン流こんにゃく味しみ術
・切ったこんにゃくを袋に入れ砂糖を加える(100gあたり5g程度)
・2~3分袋ごと揉む
・しょう油に漬け込み冷蔵庫で3~6時間
・お好みで軽く温める
これだけでビックリするほどこんにゃくに味が染み込みます。
加熱するのは厳禁!
こんにゃくは長く煮込むと硬くなり、味がしみにくくなります。
でも煮ないとこんにゃくのアクが出て美味しくないと思う方もいるかも知れません。
実はアクがあるのはこんにゃく芋から出来たものだけ。
こんにゃく粉から作られたこんにゃくにはアクが無いのでそのままでも美味しくいただけます。
こんにゃく粉を発明したのは「中島藤右衛門(とうえもん)」
こんにゃく芋の「えぐみ」をどうにかして無くせないかという悩みを解決するために開発したのがこんにゃく粉です。
1776年に中島藤右衛門によって発明されました。
こんにゃく粉の発明される前は直接こんにゃく芋をすりつぶしてこんにゃくを作っていました。
直接こんにゃく芋から作ったこんにゃくは「えぐみ」が強くてとても普通に食べられるようなものでは無かったそうです。
こんにゃく粉から作られるこんにゃくにはほとんど「えぐみ」が無いので爆発的にこんにゃくが世に広まる事になりました。
こんにゃくの食感を変えたいなら冷凍する事。
もしも、こんにゃくの食感を変えたいなら冷凍するのがオススメです。
2時間ほど冷凍してから解凍して使えばこんにゃく内に骨のような食感が出来てパスタやお肉の代わりにも使えます。
普通のこんにゃくとは違う食感が味わえるので料理のバリエーションが広がります。
こんにゃくの健康効果
まずは豊富な食物繊維で便秘やお通じの改善効果が期待できます。
腸内ではこんにゃくを分解してオリゴ糖が作られます、このオリゴ糖は善玉菌のエサとなるので腸内改善を助けてくれます。
また、最近の研究では小腸の機能を改善したり美肌効果があるビタミンB6の生成にも役立つことが解りました。
感想&まとめ
番組内ではこんにゃくの酢の物やコーヒーに漬けただけのデザート、しらたきをそうめん風につゆにつけた食べ方を紹介していました。
凍らせることで肉のような食感にもなりますので唐揚げや炒め物も限りなくカロリーゼロの料理が出来上がります。
ダイエットしようと思ってこんにゃくを食べようと思ってもみそ田楽や刺身こんにゃくくらいしか思い付きませんでした。
砂糖で揉む、冷凍する。この2つのテクニックでこんにゃく料理の幅を広げたいと思います♪