9月11日の有吉ゼミでは「ヒロミ。駅を作る」密着完全版を放送!
24時間テレビの生放送中に築94年の本銚子(もとちょうし)駅をリフォームした様子を完全公開します。
あの崩れ落ちそうなボロボロの駅舎が子どもたちも満足するキレイな駅舎に生まれ変わりました!
→ヒロミが24時間テレビで駅舎のリフォーム!築94年の本銚子駅に挑戦!有吉ゼミで紹介!
目次
24時間生リフォームの全内容
8月26日(土曜日)7時50分にリフォームスタートです。
ボロボロの壁を解体
まずは駅舎の骨組みだけを残してボロボロになった外壁を全て解体します。
テレビ中継など気にせずに次々と作業を進めて約1時間ほどで解体が完了です。
頑丈な外壁作り
ここでヒロミさんが使ったのは「透湿防水シート」。
雨水の侵入を防いで建物の湿気を出すというこのシートを駅舎全体に貼っていきます。
シートを貼り終わったらその上に「サイディング」という丈夫な壁材を貼っていきます。
表面はコンクリートで出来ていて海の潮で起こる塩害からも駅舎を守る事が可能です。
表面にはレンガ調の装飾が施され、ひと昔前の建物のような雰囲気が出ています。
今回ヒロミさんが駅舎のテーマに決めたのは「大正ロマン」風。
築94年の駅舎に大正時代の面影を残すようなリフォームを目指します。
内装の下地作り
2日前から内装を全て取り外して下準備はすでに終了。
ここで登場した秘密兵器は「50mm高圧エア釘打(ネイルガン)」。
釘を補充する事無く次々と釘を打つ事が出来る電動工具です、これを使って板材をどんどん貼っていきます。
板材を全て貼り終わったら板と板の隙間をパテで埋めて表面を平らにしていきます。
一見どうでも良い作業のように見えますがこのような細かい作業が仕上がりに影響してくるんですね。
ここでトラブルが発生!
部屋のアクセントにしようと色を塗った板ですが素人のADが塗ったために色ムラが激しくそのままでは使えない事が判明。
そこで表面を軽く削る事で色ムラを無くしていく作業を行ったのですが、その枚数なんと200枚。
日本テレビの郡司アナウンサーも手伝いながら過酷な作業をどんどん進めていきます。
ミスをすぐにカバーできるヒロミさんの対応力も素晴らしいですね。
床を石畳風に
事前にコンクリートの床に格子状の「ステンシルペーパー」を貼って上からカラーセメントを吹き付けていました。
表面が乾いたらステンシルペーパーを外せば、表面に凹凸の出来た石畳風の床の出来上がりです。
コンクリートにセメントを塗っただけの床ですが仕上がりは見事としか言いようがないですね。
快適なベンチ作り
段ボールを敷いて座っていたベンチを作り直していきます。
板材を貼って作り直したベンチの側面に「マジョリカタイル」というちょっとレトロ風なタイルを貼り付けていきます。
青のタイルとアクセントの白のタイルを側面全てに貼れば作業は完了です。
内装の仕上げ
ベンチの背に当たる部分に先ほど表面を削った200枚の板を敷き詰めていきます。
そしてベンチをブラウンのペンキで塗っていきます。こうして待合室のベンチが完成しました。
また、内装の飾り梁(はり)に焼いた杉を用意。
焦げ目を入れた杉は潮による塩害を防ぐと昔から言われていますが、木目が浮き出た表面も良い味を出しています。
こうしてほぼ内装部分が仕上がりました。
駅舎を明るくするサプライズ
内装を取り外す時にヒロミさんが見つけたのは大きな窓の跡。
ヒロミさんはこの窓枠を使って駅舎内を明るく照らすサプライズを思いつきました。
依頼者である清水小学校の生徒たちに24枚のステンドグラスを作ってもらい、それを窓の代わりにするというものです。
24枚のステンドグラスを1枚の窓に加工して周りをモール材で作った飾り枠で仕上げます。
そしてお披露目の時間
出来上がった駅舎があのボロボロだった駅舎だったとは思えないほどの完璧な仕上がりです。
そしてヒロミさんがこだわったデザイン以外の数々の仕上げも紹介されました。
ピクチャーウインドウ
一面壁だった部分に飾り窓を取り付けて外の風景が一枚の絵に見えるような仕掛けです。
到着した電車がまるで絵画のように見えます、かなりインスタ映えしますね、これはw
伝声管
船舶で良く使われる甲板と操舵室の間で連絡を取れるように管を繋げたものです。
駅舎の前後と待合室のそれぞれに配置して連絡が取れるようにしました、子どもたちが喜びそうです。
駅舎の外にもベンチ
普段は電車が来るのを立って待っていた子供たちのために駅舎の外にもベンチを作りました。
また、ベンチの前に敷かれている石に雨の日にはチーバくんと駅のロゴが浮かび上がるように細工まで施しました。
短い時間の中でもこれだけ工夫できるのはヒロミさんならではだと思います。
ただ今日本テレビ系列で放送されている「有吉ゼミ」で、銚子電鉄の本銚子駅をヒロミさんがリフォームした内容を放送しています。ぜひ皆さんご覧ください、ヒロミさんの真心が詰まった駅舎に変身しましたよ。#有吉ゼミ #ヒロミ #銚子電鉄 #本銚子 pic.twitter.com/bRW19yFyhj
— ソウルトレイン (@SEOULTRAIN4649) 2017年9月11日
感想&まとめ
わずか2日程度で築94年の駅舎が別物に生まれ変わりました。
しかもただキレイにするだけでは無く細部のデザインにこだわってや様々な仕掛けを作るところがさすがです。
最後に子どもたちから感謝状をもらって涙ぐんでいたヒロミさんがとても感動的でした♪