1月17日の「笑ってコラえて!」では「日本列島記念館の旅」を放送!所さんが偶然選んだ記念館へ行ってそこに集まるアツい人を探してクドい話を聞いてくるという企画です。今回選ばれた記念館は東京都江戸川区葛西にある地下鉄博物館、数ある鉄道博物館でも地下鉄の博物館は日本でココだけという非常にマニアックな博物館でどんなアツい話が聞けるのでしょうか?
地下鉄を愛するマニアックな人々
世界の地下鉄を知る男 杉林佳介さん
世界中の地下鉄を旅する杉林さん、ただただ地下鉄に乗るために海外へ日帰り旅行へ出かけてしまうというからかなりの地下鉄マニアですね。北朝鮮の平壌にの地下鉄にも乗ったことがあるそうですが、平壌の地下鉄は核シェルターとしての機能も持ち合わせており、地下100メートルという深い場所に作られているそうです。
鉄道ジャーナリスト 渡辺史絵さん
以前は「史絵.」という芸名で活動していた元女優のジャーナリストです、鉄道関連の作品に出演する機会が多かったので「鉄道女優」と呼ばれていました。
女子高生「撮り鉄」 ほちあまやかさん
1万枚の鉄道写真を撮ってきたというはちあさん、一番のお気に入りは千代田線の車両を正面から撮った写真。千代田線新宿御苑前ではホームがカーブしているので望遠レンズを使えば地下を走る車両を正面から撮ることが出来るそうです。
笑ってコラえて 見てくださった方々ありがとうございましたm(*_ _)m
放送で出てきたメトロ6000系の写真です!
撮り鉄としての腕前はまだまだ未熟者ですが、これからもたくさん写真を撮っていきたいです。
通知が凄すぎて、全てにお返しできず申し訳ございません💦 pic.twitter.com/oPzklqJwfs— ほちあまやか (@mayakamakiri) 2018年1月17日
壁鉄 寺内正敏さん
都内を走る地下鉄の壁を集めたサイトを作っているのが寺内さん、地下鉄の壁という所にマニアックさを感じますね。
ゲストは新田真剣佑さん
マニアックな世界を堪能するのは「ちはやぶる」にも出演していた新田真剣佑さんです。
【番組出演情報💡】
本日❗19:00~20:54放送の
「笑ってコラえて!新年SP」に新田真剣佑さん💋が出演します✨
普段から電車で移動するという庶民派イケメン俳優の新田さんが「記念館の旅」で『地下鉄博物館』へ🚃🏃💨
是非、ご覧ください😘#トドメの接吻#ドメキス#新田真剣佑 pic.twitter.com/oHFuZHzY57— トドメの接吻[公式] (@todome_kiss_ntv) 2018年1月17日
地下鉄博物館に突入!
入館料は大人210円、子ども100円とリーズナブル、切符が入場券になっていて自動改札機で館内に入ります。ちなみに自動改札機の値段は1台700万円、新幹線に使われている高機能版だと2000万円はするそうです、結構高いんですね。
東洋初の地下鉄 1001号車
1927年12月30日に東洋初の地下鉄として開業した際の車両です。当時は上野から浅草間の約2.2キロを走っていました、現在の地下鉄は約304.1キロですから90年間で150倍になったという事です。ちなみに世界で初めての地下鉄が作られたのはイギリスのロンドン、当時は蒸気機関車だったので煙を逃がすためにトンネルに穴を開けていたそうです。
丸の内線 初代車両 301号車
日本で役目を終えた地下鉄ですが、今でもアルゼンチンで現役で走っているそうです。運搬費用だけでかなりの金額がかかると思いますが、それでも日本の地下鉄は信頼性があるという事でしょうか?
シールドマシン
地下鉄を掘るために使われているシールドマシンの模型も展示されています。土を掘りながら「セグメント」と呼ばれる外壁をそのまま設置してトンネルを作っていくシールドマシンのモデルとなったのは「フナクイムシ」。木材を食べて行く際に石灰質の分泌物を出し固めて巣穴にする習性をヒントにシールドマシンが開発されたそうです。
マニアックな地下鉄クイズ
現在東京地下鉄は何路線→13路線
東京動脈と呼ばれている地下鉄の立体交差を表現した模型を見ると都内の地下にどのように地下鉄網が張り巡らされているかが一目で確認できます。マニアの間でかぶりつきと呼ばれているのは運転席の窓から景色を眺める事、高低差やカーブを感じることが出来るのでオススメだそうです。
都内の鉄道路線を3次元模型化した「東京動脈」。
ようやく生で見れました。カッコよすぎか!
東京都立中央図書館で3月21日まで展示されてます。 pic.twitter.com/Tjw7nYPvSH— 徳川弘樹 (@TOKUNIOUS) 2016年3月7日
茗荷谷駅・四ツ谷駅・渋谷駅に共通する特徴とは→谷が駅名についている
谷と駅名がついている3つの地下鉄の駅では地下ではなく地上に駅があります、一番高い駅は北千住で地上14.4メートルの場所に駅があります。
銀座線と丸の内線だけに共通する点は→パンタグラフが無い
この2路線は開削工法といって地上から穴を掘ってトンネルを作っていく工法で作られました。そのためトンネルが狭く、パンタグラフの電線を設置する事が出来ませんでした。どうやって電気を通しているかというとレールの脇に「第三軌条」という第3のレールがあり、車両に取り付けた集電靴(コレクターシュー)と擦れて電気が通る仕組みになっています。
地下鉄のトンネルを掘る時に地下から出てきたものは→化石
千代田線の明治神宮前付近ではトンネル工事の際にほぼ丸々一体分のナウマン象の化石が出土しました。ちなみに銀座線の三越前駅・銀座駅では自然石の壁が使われておりアンモナイトなどの化石が見られるそうです。
千代田線6000系のシミュレーター
こちらは地下鉄博物館で1番人気のアトラクションです、実際の車窓を見ながら運転を行います。車体が揺れたり車内アナウンスも流れるので、まるで本当に地下鉄を運転している気分が味わえます。ゲストの新田真剣佑さんが運転する地下鉄に乗っている気分を味わえて地下鉄マニアも大満足でした。
地下鉄博物館面白そうやけど、「6000系」とか言われると脳が付いていけーん\(^o^)/ってなるw #笑ってコラえて pic.twitter.com/RwRDW2R6Jv
— にゅい@駅メモな日常 (@nuitmemo) 2018年1月17日
感想&まとめ
鉄道博物館と言われて大宮にある「てっぱく」を思い出しましたが、地下鉄の博物館もあるんですね。入場料も安くて、案外穴場だと思うので今度行ってみたいと思います♪