12月14日放送の「プレバト!!」で人気企画の俳句の才能査定ランキングを公開!IQ150でMENSA会員でもある初登場の岩永徹也さんやここ2回の放送で一位を続けて獲っている松岡充さん達が「雪の露天風呂」をテーマにした俳句で競います!今回のランキングは一位のみが「才能アリ」、一位に輝くのは果たして誰なのでしょうか?
目次
第4位 杉本彩さん 53点(凡人)
「白雪に 想うは君の 赤い襦袢」
夏井先生の添削は…
問題点は中の句で想うという文字はいりません、白雪と赤い襦袢で言いたいことは伝わります。こうする事で映像化する事が可能です。
【添削後】
「白雪や 赤き襦袢の ひるがえる」
第3位 パンサー尾形さん 55点(凡人)
「湯けむりに 浮かぶ我が子と 冬林檎」
夏井先生の添削は…
光景があいまいな所が問題点、お湯の中に子どもと冬林檎が浮かんでいる様子を伝えるにはほっぺという言葉を書く事。伝えたい言葉は省かない事がポイントです。
【添削後】
「湯に浮かぶ 吾子のほっぺと 冬りんご」
第2位 堀田茜さん 60点(凡人)
「賑やかに 響く静寂 雪の声」
夏井先生の添削は…
静寂が響くかのような雪の声という発想が良いです、賑やかという言葉がバランスを崩しているので華やかにに変えれば映像が頭に浮かぶようになります。言葉のバランスを取ることが大切です。
【添削後】
「華やかに 響く静寂 雪の声」
第1位 松岡充さん 70点(才能アリ)
「朝ぼらけ 星戻り来ぬ 霧氷林」
発想の美しさやユニークさが絶妙です、最後に目の前にある光景が残るのも良いポイントです。もったいないない点は一つだけ、3つの言葉が切れている三段切れになっているのは残念です。「戻り来ぬ」を「もどりくる」とすれば言葉が繋がるようになります。
【添削後】
「朝ぼらけ 星もどりくる 霧氷林」
最下位 岩永徹也さん 5点(才能ナシ)
「雪弾み 芽と花の咲き スプリング」
作者の工夫は全て無駄な努力で季語だけで作られている俳句です、雪・月・花は俳句の3大季語なので同時に使うのはご法度です。
【添削後】
添削不可能
感想&まとめ
3回連続で一位を獲得した松岡さんですが特待生試験に挑むのはもう一回出来を見てからという事になりました、三段切れが解っているのに直さなかったという点がひっかかってしまったようです。対して俳句のセオリーを完全に無視した岩永さんの句は番組過去最低点、天才的な発想が仇になってしまった結果になったようです♪