8月5日放送の「たけしのニッポンのミカタ!」では今ではほとんど存在しない8ミリフィルム映写機の修理を扱う「レトロ通販」を特集!
発売当時は大卒初任給よりも高い値段で販売されていた8ミリフィルムのカメラと映写機。
1989年には全てのメーカーが生産を中止、部品も手に入らなくなったカメラと映写機をどのように修理するのでしょうか?
音が出ない映写機の原因とは?
番組内では音が出なくなった映写機の実際の修理の様子を放送していました。
驚いたことに音が出ない原因はスピーカーなどでは無く、映写機に備え付けてある「ランプ」が点かない事。
このランプが8ミリフィルムに記録されている音声情報を照らすことによって音声が再生される仕組みだそうです。
専門家でないと分かりえない情報ですが、職人さんはいとも簡単に原因を突き止めます。
生産中止の部品を調達する方法とは?
というワケで「ランプ」を変えれば修理が出来る事はわかりましたが、すでに生産中止となっている部品をどこで調達するのでしょう?
答えは「お店の倉庫」、200機もの映写機が所狭しと並んでいます。
今まで買い取ってきた映写機を保管して修理の部品として使っているそうです。
それでも歯車を回す「ゴムベルト」などは経年劣化が進んでいて、ストックしてある映写機の「ゴムベルト」も同様に使い物になりません。
どうやって修理するのかというと、近くのゴムを扱うお店で業務用のゴムを購入、「ゴムベルト」を自作して修理するそうです。
まさに職人技!スゴい技術ですね!8ミリフィルムだけではなく業務用のフィルム掃除なども手掛けているようなので古いフィルムに困ったときはお店に相談ですね。
感想&まとめ
カメラはどんどん進化を繰り返して最新のものになっていきますが、昔撮った思い出は今の機器では再生できません。
そんな昔の思い出を守るために努力をしている「レトロ通販」さんのようなお店がある事で、いつまでも懐かしい思い出をよみがえらせる事ができるんですね。
ちなみに最近は8ミリフィルムからDVDへの変換サービスなどもあるようなので心配な方は今のうちに変換しておいた方が良いかもしれません。
それでも、昔の映写機で再生する思い出だから味があるという方は「レトロ通販」さんに映写機の修理をお願いしてみてはいかがでしょうか。
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