6月17日放送の鉄腕DASHではグリル厄介でウシガエルをスペイン料理にアレンジ!
向かったのは日本最後の清流、高知県四万十川。日本古来の生き物が生息するこの地を荒らす外来種の正体はウシガエル、全長30cm、最大800gもある超大型の厄介者です。
まずはウシガエルを捕獲!
ウシガエルを捕獲するために訪れたのは「トンボ自然公園」、74種類のトンボを保護する湿地帯です。
辺りを探しているとアメリカザリガニを発見、アメリカザリガニは元々ウシガエルの餌として持ち込まれた外来種なので近くにウシガエルがいる可能性が高まります。
早速てづかみで400gクラスのウシガエルを捕獲、さらに長瀬さん得意の釣りで300gのウシガエルの捕獲に成功しました。
フェルミンチョ
西麻布にあるスペイン料理のお店です、カエルを全く調理したことが無いシェフにお願いしてスペイン料理にアレンジしてもらいます。
まずはカエルを捌いて肉だけをそのまま焼いて味見、スペインでは一般的な食材のウサギの肉に似ているが、柔らかさは魚の白身とウサギの肉の中間くらいだそうです。
→フェルミンチョ (FERMiNTXO) – 六本木/スペイン料理 [食べログ]
ウシガエルのアヒージョ
たっぷりのオリーブオイルでカエルの淡白さを補い、ドライトマトと生ハムで仕上げたアヒージョです。
長瀬さんが食べた感想は食感は鶏肉とミノの中間くらい、肉にクセが無いから細かい味までわかりやすいとの事でした。
料理に合うだろうという事でシェリー酒も一緒にいただきました。
カエルのふくらはぎのアヒージョ、美味しそう…。#鉄腕DASH #DASH pic.twitter.com/wE5BkMH4UG
— ゆくブラっ! (@Blackred0709) 2018年6月17日
ウシガエルのチリンドロン
チリンドロンとは鶏肉と野菜などをトマトで煮込んだスペイン北部の定番料理、通常は鶏肉で作りますが今回はウシガエルのもも肉を使います。
玉ねぎ・パプリカ・塩ハム・トマトソースを煮込んだものに、一度焼いて旨味を閉じ込めたウシガエルのもも肉を加えて煮込みます、最後に骨から身を外してもうひと煮込みさせれば完成です。
こちらの感想もウシガエルの肉にクセが無いから味が染み込みやすいとの事でした。
ホントにカエルなのか!?#鉄腕DASH pic.twitter.com/qddHX9st4P
— 寝そべりSMOさん (@hazard_is) 2018年6月17日
ヤリイカで包んだウシガエルのカタルーニャ風
通常は豚肉をヤリイカで包むスペインの伝統料理を、残ったウシガエルの肉をミンチにして作った一品です。
ミンチにしたウシガエルの肉をミンチにしてゆで卵と混ぜ合わせてボリューム感を出していきます、その後ヤリイカで包んで魚介出汁などを入れたスープで煮込みます、仕上げにアニス酒を加えれば完成です。
イカの食感とのギャップが面白く、タレが染み込んでいてとても美味しいとの事でした。
カエルではなくイカがメインなのか…? #鉄腕DASH #DASH pic.twitter.com/eA3oibkxnA
— ゆくブラっ! (@Blackred0709) 2018年6月17日
感想&まとめ
元々は戦後の食糧危機を救うために持ち込まれたウシガエルですが、今では日本の生態系を荒らす厄介者となってしまいました。
日本にカエルを食べる習慣が無いのであまり食べる気がしないだけで、実際捌いたお肉は料理すればかなり美味しそうなお肉でした。
ウシガエルをわざわざ獲って来て食べようとは思いませんが、料理屋さんのメニューにあれば食べてみたいレベルですね♪