11月2日放送の金スマ!では「医者が教える正しい食べ方 第3弾」を特集!
「医者が教える食事術」が67万部のベストセラーになった医学博士「牧田善二」先生が、最新の医療データや統計データから医学的に正しい食べ方を解説。
常識が覆される医学的に見て正しい食べ方を主婦100人にアンケート、驚きが多かった順にランキング形式で発表してくれました。
目次
医者が教える正しい食べ方
第8位 太りたくないならむしろバターを摂りなさい
バターはカロリーが高いからと敬遠されがちの食材ですが、牧田先生曰く「カロリーと肥満は関係ない」との事。肥満の原因となるのは「糖質」、むしろバターは糖質が少ないばかりでなく糖質をコーティングして糖の吸収を防いでくれます。食パンよりもバターがたくさん入ったクロワッサン、食パンを食べる時はバターを塗って食べるのが医学的に正しい食べ方です。
第7位 納豆に卵を入れるのは実は大損をしている
納豆には体内のコラーゲン生成の補助や頭皮の血行を促進させる「ビオチン」という美容物質が含まれています、卵の白身に含まれる「アビジン」というタンパクには「ビオチン」の吸収を阻害する働きがあるので一緒に食べない方が良いとの事です。納豆に卵を入れるのであれば黄身のみ、良くかきまぜてネバネバ成分の「ナットウキナーゼ」を出してから卵の黄身を加えるのが正しい食べ方です。
第6位 わさびを醤油で溶くのは大間違い
わさびには血流を改善しサラサラにする効果がある「イソチオシアネート化合物」が含まれています、この物質は水溶性のために醤油で溶かしてしまうと成分が醤油に流れ出してしまいます。お刺身を食べる時はわさびを上に乗せて食べるのがオススメ、お蕎麦を食べる時もつゆに溶かないで上に乗せて食べるのが正しい食べ方です。
第5位 銀杏は認知症の機能改善が期待できる
銀杏に含まれる認知症の改善に効果がある物質が「酪酸(らくさん)」、あの強烈な臭いの元になる物質です。「酪酸」は体内に入るとケトン体に変化して脳を活性化してくれます、ただし銀杏は食べすぎると体には毒になります、大人なら1日40個、子どもは1日7個までが摂取目安となります。
第4位 緑茶はダイエット効果にも期待大
緑茶に豊富に含まれてる苦み成分「カテキン」、最近になって血糖値を下げる効果にも期待できる事がアメリカの大学の研究で判明しました。緑茶を飲みながら炭水化物を食べたほうが糖分の吸収が緩やかになり太りにくくなります、カテキンが一番多く含まれるお茶の種類は煎茶、さらに「カテキン」を摂取するのに最適な温度は70度なので1分ほど蒸らしてからお茶を淹れた方が良いそうです。
第3位 ヨーグルトは食後に食べないと効果減
ヨーグルトに含まている「ビフィズス菌」には整腸作用、便秘解消、ダイエット効果など身体に良い効果がたくさんあります。この「ビフィズス菌」は加齢とともに減少してしまうのでヨーグルトなどで補充する方が良いのですが、胃酸に弱いと言う弱点があります。食前にヨーグルトを食べてしまうと胃酸で「ビフィズス菌」が死滅してしまうので、ヨーグルトの効果を得たいのであれば食後に食べるのが正しい食べ方です。
第2位 枝豆を茹でて食べるのはもったいない
枝豆には脂肪燃焼をアップする成分「コリン」と「オルニチン」が含まれています、どちらの成分も水溶性のためお湯でゆでると流れ出てしまうのがもったいない理由です。枝豆750グラムに塩大さじ3をまぶしてアルミホイルを敷いた魚焼きグリルで12分ほど焼くのがオススメ、フライパンに少量の水を入れて7分以上蒸し焼きにするのも栄養素を逃さない食べ方だそうです。
第1位 お酒が長寿の秘訣というのは本当だった
今年2月に英インディペンデント紙が「1日1~2杯のアルコールが長寿の秘訣」と掲載、さらに今年4月には医学雑誌「ランセット」に1週間のアルコール摂取量の目安が掲載されました。1週間の摂取量が100グラム以下であれば脳卒中、動脈瘤、心臓疾患、死亡などのリスクが低下するそうで、ワインなら1週間にグラス5杯、ビールなら350ml缶7本が摂取の目安だそうです。
感想&まとめ
さまざまな医学的に正しい食べ方を教えてくれた牧田先生ですが、最後に「ストレスを抱えるくらいなら、健康を気にする必要なし!」という言葉。ストレスは様々な病気の原因となります、健康に気を遣いすぎて過度なストレスを感じるようであれば健康なんて気にしない方が体には良いというありがたいお言葉でした♪