7月15日放送の林修が驚く初耳学では「サザエさんの磯野家が危機!もう限界!?」を解説!
大人から子どもまで幅広い世代で愛されている国民的アニメ「サザエさん」、実は今磯野家にはその存在意義すらも脅かすような重大な危機が訪れてるそうです。
磯野家が所有している土地の価格は2億円?
設定によると磯野家の住所は東京都世田谷区新町3-51、現在のこの住所の土地価格は一坪当たり約200万円。
東京サザエさん学会著書「磯野家の危機」によると、土地だけで約2億円の価値があるそうです。
もう庶民とは言えない磯野家、しかも所有している土地だけではなく世帯収入もとんでもない額になっていました。
波平の年収は1千万円超え?
サザエさん原作本第31巻によると波平の月給は約7万円、今の価値に換算すると年収で約1120万円にもなります。
マスオさんの年収も約544万円あるので、磯野家の世帯年収は約1664万円となります。
この数字は日本国内において上位1%の高収入、すでに磯野家は庶民ではなく富裕層の代表的存在になってしまいました。
磯野家の危機の正体とは!?
それは現実社会との変化のギャップ、設定を変えずに放送していたら世の中の方があまりにも変わってしまったという事実です。
サザエさんは庶民の暮らしというイメージを具現化した作品、そのコンセプトが根底からゆらぎはじめています。
リアルな庶民の暮らしというコンセプトを守れるかどうかという事が、磯野家が直面している危機の正体でした。
ギャップの原因は貧富の格差?
林先生によると、ここまでサザエさんの世界と現実社会のギャップが広がってしまった原因の一つとして貧富の格差があげられるそうです。
昔は富裕層からお金が回り、余った分が貧困層にまでしっかりと回っていました。しかし、最近では富裕層がお金をさらに持てるようになったので、貧困層にまでお金が回らなくなってしまっています。
1億総中流時代と呼ばれたサザエさんが描いている70年代は、すでに過去の産物になってしまったという事でしょうか。
感想&まとめ
私たちの世代は子どもの時代からサザエさんを見続けていたので、懐かしさと同時に昔を思い出す楽しみもあると思います。
しかし今の子どもがあのアニメを見て何を感じるかは確かに気になる所ですね、すでにファンタジーの域に達しているのかも知れません。
アニメの世界よりもすさまじいスピードで変化していく現代社会、しかしそれでもサザエさんの世界観は変わらないでいて欲しいものですね♪