10月8日放送の「林先生が驚く 初耳学 」の白熱教室では林修先生が「コーヒー店のマイボトルはバカ論」を解説!ビジネス誌「PRESIDENT」のオンラインサイトにある一文が掲載されました。「街のコーヒーショップでマイボトルを買う方をマイボトルバカと命名させていただきました」という趣旨の文章です。なぜマイボトルを持つことがバカなのか?林先生が解説してくれました。
目次
マイボトルを持つ理由
スタジオ内でマイボトルを使っていたのは2人、エコだと言うFISHBOYさんとオシャレだからという女優の黒崎レイナさんです。このうちどちらかがマイボトルバカでどちらかはマイボトルバカでは無いと林先生は言います。
マイボトルは超割高で低機能
ほぼ同じ価格で売っている家電量販店で売られているボトルと比べると明確な違いが3点あると言います。
コーヒーショップのマイボトルはデスクの上でしか使えない
家電量販店で売られているマイボトルが保温機能や蓋のロック機能が付いているのに対してコーヒーショップのマイボトルにはそのような機能はありません。だんだんとコーヒーは冷めてしまいますし、カバンの中に入れて運ぶとこぼれてしまうので常に手に持って運ばなければなりません。
コーヒーショップのマイボトルで無くても対応してくれる
コーヒーショップで買ったマイボトルで無ければマイボトルにコーヒーを入れてくれないワケではありません。家から持って行った家電量販店のマイボトルでもお金を払えばコーヒーを入れてもらえます。わざわざ低機能なボトルに入れてもらう位なら保温機能などが付いたボトルに入れてもらう方がコーヒーを美味しくいただけます。
トールサイズを買って飲み残す
コーヒーショップのマイボトルはトールサイズのコーヒーを入れるのに丁度良いサイズに作られています。マイボトルにコーヒーを入れて買うと割安になりますが、普段ショートサイズしか飲まない人がマイボトルに入れるためにトールサイズを頼んだのでは金額的な面で言うとマイボトルにコーヒーを入れる意味自体が無くなってしまいます。また、飲み切れないで家で捨てるのであればエコという面でも成立しなくなります。
漠然と明確の違い
コーヒーショップのマイボトルはアリなのかナシなのかで言うとアリです。「エコだから」「節約できるから」と漠然な考えでマイボトルを使う人はマイボトルバカ。しかし「オシャレだから使う」などという人は明確な意思を持ってマイボトルを買っているのでバカではありません。「PRESIDENT」の記事は良く考えないで漠然とマイボトルを使う行為自体を戒めたものだったのでしょう。
感想&まとめ
確かに最近はコンビニでもコーヒーが売られていますが、それでもスタバなどの高いコーヒーを飲む人は多いと思います。でもそれは金銭的な面を無視してでもスタバと言うオシャレな場所でコーヒーを飲みたいと言う明確な意思があれば別に問題は無いと思います。大切なのは漠然とお金を使うのではなく、明確な意思や目標を持ってお金を使うという事なのでしょうかね。