8月14日放送の「生命38億年スペシャル 人間とは何だ」では糖質制限ダイエットによる体の変化や長寿や健康への影響を解説!
1日の糖質摂取量を150g以下という緩めの糖質制限を1ヶ月行い、やる前と後での身体の変化を検証します。
なぜ糖質制限をするとダイエットする事ができるのか?そこにはケトン体と腸内フローラがカギを握っていたのです。
1ヶ月の糖質制限ダイエットの結果は?
・体重が減少…平均で-4.2kg、最大で-6.1kgの減量に成功しました
・空腹時血糖値が低下…平均で-7mg/dl、最大で-24mg/dl下がりました
・ケトン体が増加…平均で+310、最大で749増えました
・腸内フローラが多様化…腸内細菌の種類が増えた方がいました
ケトン体って何?
通常は食事から摂取した糖質をブドウ糖に変えて脳や体を動かすエネルギーとして使います。
しかし食事から糖質を摂取できないと人体は蓄えていた脂肪を燃やしてエネルギーを作ろうとします。
その時肝臓で作られるケトン体がブドウ糖の代わりに脳や体を動かすエネルギーとなるのです。
つまりケトン体が多ければ多いほど脂肪が燃焼している証拠となります。
最近の研究結果では
・長寿遺伝子が活性化しないとケトン体も合成されない
・ケトン体に認知症予防の可能性がある
という論文も発表されています。
ケトン体が健康や長寿に影響を与えている事は確かなようですが、ケトン体には体を酸化させてしまうというデメリットもあるようです。
腸内フローラとは?
腸内細菌の集団の事を腸内フローラと呼びます。
この腸内フローラのバランスが良いと健康の維持につながり、バランスが悪いと病気になるリスクが高くなります。
この時に大事なのは腸内最近の数では無く種類が多い事、つまり腸内細菌の多様化がカギとなります。
最近の研究結果では
・肥満の人も腸内細菌の多様化がない
という論文が発表されています。
これは肥満というだけですでに病気のリスクが高いという事につながります。
この腸内フローラを多様化させる原因は食べ物にあるようですが、現在ではどの食べ物を食べれば種類が増えるかは不明だそうです。
感想&まとめ
私は3ヵ月に1回、病院で血糖値を計ってもらっているのですが全然下がらなくて苦労しています。
1日糖質摂取量を150gに抑えるだけで血糖値がこれだけ減るのであればぜひ実践してみたいと思います。
<まとめ>
・緩い糖質制限でも1ヶ月続ければ結果に繋がる
・ケトン体は脂肪を燃焼させた証拠であり、長寿への期待もできる
・腸内細菌を多様化する事が健康や肥満の予防につながる