7月6日放送の沸騰ワード10「ガイドブックに載らない沸騰島」では小笠原諸島の「父島」を紹介!
「死ぬまでに一度は見たい絶景!」、「人と生き物が深く関わる島」などの口コミがある父島、交通手段は竹芝から出るフェリーのみ、片道24時間もかかる世界自然遺産の沸騰島です。
小笠原諸島 父島
フェリーで片道24時間かかるだけあって自然が豊かな父島、2011年に世界自然遺産となったためフェリーに乗る際にも靴底の洗浄が必要です。
週に一度のフェリーが来た際には島民が盛大に出迎えを行うのが島の名物です。
青灯台
島の展望台から眺める海の色はまさに青一色、小笠原諸島の英語名である「ボニンアイランド」という言葉から青が濃い海は「ボニンブルー」と称されているそうです。
海岸沿いにある青灯台から3m下の海に頭から飛び込むのが父島の子どもの遊び、沸騰ディレクターも子ども達に交じって一緒に海に飛び込みました。
I’m at 二見港 青灯台 in 小笠原島, 東京都 https://t.co/0i8vVoQ20e pic.twitter.com/ysez5nTIWs
— さかなや (@masa_skny) 2018年4月29日
島のスーパーではパンが大人気
島のメインストリートに停めてある車のナンバーは全て品川ナンバー、父島が東京都である事の証です。
見つけたスーパーでは黒山の人だかり、何でもフェリーが来る入港日には物資が運ばれてくるので島民が食料をこぞって買いにくるそうです。
中でもパンが大人気、島にはパン屋さんが1軒しかないので、スーパーにパンが運ばれてきたときには争奪戦になるそうです。
父島へ到着。
知り合いの常連さんにメインストリートを案内してもらってごはん食べたら眠くなって…
お店がいろいろ固まっていて便利ねー#小笠原 #父島 #島旅 pic.twitter.com/z2T23hbHi5— きなこ (@_kinaco_) 2017年8月13日
ダンプレン
続いて集落を調査、家にお邪魔して見せてもらったのは1801年製の1ドル銀貨、聞くと男性の先祖はアメリカのマサチューセッツ州出身だそうです。
小笠原諸島は約190年前に捕鯨船に物資を供給していた欧米人や太平洋諸島の人々が定住した島、先祖が残したペリーに土地を売った時の契約書なども見せてもらう事が出来ました。
そのお宅でいただいたのが「ダンプレン」、小麦粉の団子と鶏肉を煮込み、塩・こしょうで味付けした洋風すいとん、190年前から愛されている郷土料理です。
■小笠原⑦
読売KODOMO新聞の石橋です。#小笠原諸島 に伝わる家庭料理を、#父島 で民宿の料理研究家の #中村哲也 さんに教わりました。ダンプレンは紙面で紹介しましたが、お魚メインの #ピーマカ は、ちょっと臭みのある魚をおいしく食べる知恵。本土にはない独自の食文化 も、離島の魅力です! pic.twitter.com/zn3RnPoRkw— 読売KODOMO新聞 (@kodomo_yomi) 2018年6月28日
魚のハミガキ
アカバと呼ばれている魚は小魚に口の中をクリーニングしてもらう習性があり、歯ブラシを近づけると大きく口を開けて歯ブラシを受け入れます。
小笠原水産センターにある水槽ではこのアカバを飼っていて魚の歯ブラシができるそうです、さらに近くのとびうお桟橋には夜になるとエイやサメが現れます。
桟橋を叩くとエイが近くにやってきて直に触る事も出来ます、今ではすっかり人に慣れて島民のマスコットになっているそうです。
ホンソメワケベラ気分を味わいたい人は小笠原水産センターがオススメ(一部見学可だし小さな水族館もある).歯ブラシ持って水槽に近づくとアカハタが口開けて寄ってくるからクリーニングしてあげる. pic.twitter.com/BobHjO1xty
— たなっちょ (@echiuni) 2016年8月5日
メカ漁に同行
続いて漁港でメカ漁に行くという漁師さんに同行、メカとはメカジキの事でこの時期高値で売れるメカジキを獲るために一回の漁で3日間も海に出ているそうです。
この日は運よく大漁だったという事で、何とか港に戻れた沸騰ディレクター、大漁のお祝いに獲ったメカでメカパーティーです。
メカジキのお刺身や煮つけ、そして島唐辛子を入れた唐辛子醤油で絶品のメカジキステーキをいただきました。
知り合いから頂いた『メカジキカレー』‼️
「地元漁師(小笠原・父島)が体を張って獲ったメカジキを使用👍メカジキの身がたくさん入ってて美味しかったぁ〜*\(^o^)/*
小笠原の漁師さん・メカジキさん、ご馳走様でしたm(_ _)m pic.twitter.com/FKaBYjsZ2m— 弥七マーキュリー@残月ノ刃 (@zangetsunoyaiba) 2016年1月25日
ハートロック
続いては山あいを調査、なんと250mもある巨大なハートが見られるという話が出てきました。
道中にはヤギの姿や「グリーンペペ」と呼ばれている夜になると自然に発光するヤコウダケなどもありましたが、辿り着いたのは高さ260mの断崖絶壁。
その真下にあるのがハートロック、インスタ映えするスポットという事で最近話題になっているそうです。
ハートロックは海側から見ると赤い岩肌がハートの形に見えます。ハートロックの両側は断層です。元は海面近くにあるハートの先端の灰色の地層と、右側の黒い岩肌の中間にある灰色の地層は同じ位置にあり、断層運動によって今のように100m以上も下にずれたと考えられています。#小笠原 #ogasawara pic.twitter.com/St3U2DiLhl
— 小笠原ビジターセンター・大神山公園 (@OgasawaraOogami) 2018年3月15日
扇池
ここを訪れなければ父島に来た意味が無いとまで言われる扇池には船で向かいます。
途中でミナミハンドウイルカの大群などに出会いながらも、約15分で南島に到着。
アーチを泳いで中に入ってみると、そこには外海と隔てられた天然のプールがありました。
まさにジブリ映画「紅の豚」で出てきたポルコ・ロッソの隠れ家のような風景でした。
鮫池、扇池【東京都】
海水浴のできるスポット 「扇池」、
白い砂浜と海の色のコントラストがもう別世界です。pic.twitter.com/qNpuVnWjFt
— 土日に行きたい日本の絶景 (@111kjdkr) 2018年7月6日
感想&まとめ
東京都と言っても緯度的に言えば小笠原諸島はほぼ沖縄と同じ、フェリーで24時間かかるのもうなづけますね。
逆に言えば交通手段が無いから世界自然遺産にも選ばれるほど手つかずの自然が残っているという事、便利さだけを追い求めてもうまくいかないという事ですかね♪